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2003/4/6 [野球部]

対東大2回戦は18-0で早稲田が完勝。連日の圧勝劇で勝ち点1を得る。

 
先発を務めた清水投手
 

 
今年度主将の比嘉選手
 

 
1
2
3
4
5
6
7
8
9
早大
1
3
1
4
2
0
6
0
1
18
東大
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
 
2003年東京六大学春季リーグ第1節
東京大×早稲田大
4月13日(日)明治神宮球場

1回戦を大勝し、迎えた東大2回戦、注目の先発投手は、今季より早稲田の左腕のエースナンバー「18」を背負う清水(人4)がコールされた。対する東大は、前日に続き東大史上最高の逸材といわれるエース松家が登板せず、これでは最初から勝負になりようもない。1回戦に続き2回戦も早稲田の攻撃時は、応援歌「紺碧の空」が延々とこだまし続ける試合展開となった。

1回表、2番青木(人4)が三遊間を破る安打で出塁し、続く3番鳥谷(人4)は一塁ゴロに倒れるものの、4番比嘉(社4)がセンター前に適時打を放ち、あっさりと先制点をあげる。続く2回表、7番由田(一文4)が投手の股間を破る安打で出塁し、8番坂本(人4)、9番清水が連続で四球を選び、満塁のチャンスをつくったところで、1番田中(社3)、3番鳥谷が適時打を放ち3点を追加。早々と試合の大勢を決めてしまった。その後も早稲田打線は攻撃の手を緩めず、4回表には鳥谷がバックスクリーンへ今季第1号となる2点本塁打を放ち、7回表には由田のライトへのランニング本塁打が飛び出すなど、相手守備陣のミスにも乗じ、東大投手陣をメッタ打ち。終わってみれば21安打18得点となる猛攻を見せた。

投手陣は、先発清水が5回を投げ被安打4の無失点、不必要にランナーを出しもしたが、要所を締め、通算6勝目をあげた。6回裏からは今季中継ぎエースとしての働きが期待される吉井(一文3)がマウンドに上がり、2回を投げ1安打を許すものの、無失点に抑え、8回裏は鎌田(法4)、9回裏は前日に引き続き井上(スポ科1)が登板し、両投手とも1回を3人でかたづける好投。早稲田投手陣の層の厚さを見せつける投手リレーを展開した。

格下の相手とはいえ、2戦とも大勝で勝ち点1を得る好スタートを見せた早稲田。2試合で越智(人2)、井上、清水、吉井、鎌田の5投手が登板し、ルーキー大谷(スポ科1)も登板機会をうかがうなど投手陣の競争は激しい。和田(現ダイエー)が抜けたとはいえ、熾烈な競争が、投手陣全体のレベルの底上げに繋がっているようだ。次戦以降は東大戦のように一方的な展開にはならないだろうが、そこで早稲田投手陣の真価を発揮して欲しいところである。

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関連URL
早大野球部公式サイト
東京六大学野球連盟公式サイト

(TEXT・PHOTO=中島和朗)
 


 
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