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2004/5/23 [米式蹴球部]

伝統の早慶アメフト対校戦は41-20で快勝!

 
OB波木選手とTB新田潤選手
 

 
早稲田ディフェンス陣
 

 
早大
41
7-0
20
慶大
14-0
10-7
10-13
 
第52回早慶アメリカンフットボール対校戦
5月23日(日)アミノバイタルフィールド

 「早慶戦は絶対に負けられない試合」(唐木選手のインタビューより)。春のオープン戦の一試合とはいえ、早慶戦ともなると選手も気合が入るのだろう。日本一を目指すBIG BEAESにとって、慶応に負けているようでは日本一など夢のまた夢となってしまう。それだけに、この日の早慶戦は絶対に負けられない一戦であった。

 この日の早稲田は攻撃陣が絶好調。第1クオーター8分過ぎにRB島崎(教4)のタッチダウンで先制すると、続く第2クオーター開始早々、RB新田潤が1ydのタッチダウンランを決め、早稲田が14-0とリードする。続く3分38秒にも新田がまたも慶応ゴール内に走りこみタッチダウン。効果的に得点を積み重ね、試合の主導権を握っていく。前半は今年からスターターとなったQB新田洋が随所に良いパス、そして判断良くランを決め、早稲田の攻撃をうまくリードしていた。この日#5を背負った新田洋は、彼の前に#5を背負っていた波木健太郎を彷彿させる姿に写った。結局、前半は21-0と慶応を無得点に抑え、後半へと折り返した。

 後半開始早々、早稲田が慶応のキックオフから自陣40yd付近まで陣地を戻すと、そこから連続してFDを奪い、慶応ゴール前1yd地点まで攻め入る。ここから新田洋が自ら持ち込み、タッチダウン。ここまでわずか40秒の早業であった。ゴールも成功し、28-0と試合を決定付けてしまう。このタッチダウン以降、それまで早稲田ディフェンス陣に完全に抑えられていた慶応も反撃に出る。QB遠藤とRB小澤のラン攻撃を中心に早稲田陣内へと攻め入り、3つのタッチダウンを奪い返すも、この後も島崎のFGで効果的に加点した早稲田が、前半の大量リードに守られ41-20のスコアで慶応に快勝した。

 小雨が降り、5月とは思えない寒さの中行われたこの試合。しかし、選手たちは寒さを感じさせず、のびのびとプレーをしているように見えた。反則も多少見受けられたが、専修戦のようなチグハグさも感じられず、村井主将が目標だと語っていた「思い切りの良いプレー」が出来ているように感じた試合であった。一歩一歩着実に成長しているBIG BEARS。この調子で日本一という目標に向かって突き進んでいってほしい。

 

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早大米式蹴球部公式サイト
関東学生アメリカンフットボール連盟
 

(TEXT=田村拓実、PHOTO=齋藤美穂)
 


 
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