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2004/9/11 [米式蹴球部]

関東大学リーグ戦Aブロック・対一橋大学クリムゾン戦は49-21で勝利。日本一に向けて、幸先の良いスタートを切る!

 
日本一に向けて戦うビッグベアーズ
 

 
RB新田選手
 

 
早大
49
13-7
21
一橋大
15-7
21-0
0-7
 
関東大学リーグ戦Aブロック
早稲田大学×一橋大学
9月11日(土)大井第2グラウンド

 2004年9月11日、クラッシュボウル準決勝での悪夢の敗戦から10ヶ月、ビッグベアーズの日本一に向けての挑戦が再び始まった。関東リーグ、初戦の相手は関東2部から上がってきた一橋大学。格下とはいえ、決して油断してはならない相手である。この試合の前に行われた試合で昨年の関東王者である法政大学が横浜国大に敗れ、その余韻が覚めやらぬ中、試合は始まった。

 試合が動いたのは前半4分。両チームが最初のシリーズを無得点で終わった後の早稲田のシリーズ、相手陣30yd付近から#28RB新田潤(人4)がディフェンスを振り切り、先制のタッチダウン(以下TD)を挙げる。トライフォーポイント(以下TFP)のキックも成功し、早稲田が7点を先取する。しかし、その直後の一橋のシリーズで、守備の乱れからビッグゲインを許し、自陣7ydから一橋RBにTDを奪われ、同点に追いつかれてしまう。  しかし、ここから早稲田の攻撃陣が爆発する。第1クオーター終了間際に#43RB島崎(教4)のTDで13-7と再びリードすると、再びRB島崎(TFPパス成功)、新田(TFPキック成功)と立て続けにTDを重ね、28-7と試合を決定付けるリードを奪う。前半終了間際に1つTDを返されるも、第3クオーターに入っても攻撃の手を緩めず、RB新田が2つ、#30RB田島(一文2)が1つTDを奪い、49-21で初戦をものにした。

 この試合、攻撃陣はかなり出色の出来だった。海からやや強い風が吹いていたため、ラン主体の攻撃だったが、新田、島崎の両ラインバックが一橋ディフェンス陣を幾度と無く突破し、また、この日スターターであった#13QB斉藤(一文3)も落ち着いたプレーを見せていた。しかし、ディフェンス陣に関してはマークのずれから一橋のRB陣にランで突破され、3TDを献上してしまうなど、課題が散見された試合であった。

 次の試合では、昨年の関東王者の法政大学を破った横浜国立大学と対戦する。この一戦で見えた課題を修正し、さらに強くなったビッグベアーズの姿を見てみたい。


試合後のコメント

#77 C村井主将
――今日の試合の感想を一言。
「とにかく、ランが良かった試合でしたね」
――ディフェンスに関しては?
「しっかりとは観てないんでよく分かんないんですけど、思ってた以上に取られたな、という感じですね」
――次の試合は法政を破った横浜国大と対戦します。
「法政のことはあまり気にせずに、とにかく自分たちが毎試合成長して、日本一のチームになりたいですね」

#13 QB斉藤選手
――きょうの感想は?
「勝てて良かったです、ランニングバック様様ですね」
――試合開始直後のシリーズはファーストダウンを奪えませんでした。
「そうですね。最初のシリーズのことはいきなりでちょっとビックリしましたけど、その後は落ち着いてプレーできました。試合に勝てたということで、自分のプレーに自信がつきましたし。次の試合も頑張っていきたいです」

 

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早稲田大学米式蹴球部公式サイト
関東学生アメリカンフットボール連盟

(TEXT、PHOTO=田村拓実)
 


 
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