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2005/5/14 [男子バレーボール部]

早稲田大学記念会堂にて行われた春季リーグ7日目、対法政大学戦はセットカウント3−0でストレート勝ちを収めた。

 
セッター北沢
 

 
安定したプレイを見せた松永健太
 

 
早大
3
25-13
0
法政大
25-15
25-16
春季関東大学リーグ戦・第7日目
早稲田大学×法政大学

早稲田大学記念会堂
5月14日(土) 

 5日目、6日目と専修、国際武道大学と格下相手ではあるものの、確実に勝利を収めた早稲田。7日目は秋季リーグ以降、久々のホーム・早稲田大学記念会堂での試合となった。対する相手はリーグ戦では相性のいい法政大学。法政もこれまでのリーグ戦、調子が上がらず、わずか一勝しかあげられていない状況。なんとしてでもここで勝利し、これ以降の決勝リーグに弾みをつけたいところであった。

 第1セットから、動きの上でズレの生じる法政を早稲田が素早い攻撃で掻き回していく。レフト・前田和樹(人4)は序盤から調子の良さを見せ、次々にスパイクをコースに打ち込んでいく。また、藤森亮介(人4)も安定感のあるレシーブで後方からチームを盛り立てていった。この4年生コンビに加え、センターの中島敬介(スポ3)、徳武正哉(スポ1)も息のあったブロックで法大の攻撃の芽を次々に摘み取っていった。このセットは法政のミスが目立つ一方、いままでの早稲田には見られなかったレシーブ、サーブでの安定感からの繋ぐバレーを体現する形で、25−13と一方的な試合展開でこのセットを先取した。

 2セット目以降も余裕の試合運びを見せる。依然として調子の上がらない法政に対して、徳武の速攻、中島のブロードと多彩な攻撃で攻め立てていった。中盤まで12−0とツキにも恵まれ、試合の流れそのものを支配していく。それ以降も前田はサーブ、スパイクと好調さを存分にアピールした。そして、このセットも25−15と連取した。3セット目に入っても試合の流れは変わらず、最後は、終始粘り強いプレーを見せ続けていた松永健太(スポ3)がスパイクを決め、25−16と3セット目も取り、ストレートで勝利を収めた。

 秋季リーグから通算5試合目にしてのホームでの初白星。今回の試合では一点に対する厳しい姿勢を貫いた結果としての勝利であるように思える。いくつか連携ミスがあったものの、コートに入るメンバーがつねに周りとのバランスを気にしながらプレーしたため、崩れることなく、スムーズに試合を運べた。第3セットに入り、やっと持ち前の強烈なスパイクを決めた柴小屋康行(スポ2)ではあるが、まだまだ彼の本来の調子を取り戻していない。リーグ後半戦に入って、右肩上がりに調子を上げている早稲田。このままの状態で残る3戦を走りきって欲しい。


関連URL
早大バレーボール部公式サイト

(TEXT、PHOTO=村山裕太)
 


 
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