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2005/5/15 [男子バレーボール部]

前日にひきつづきホーム・早稲田大学記念会堂で行われた専修大学戦はセットカウント3−0と決勝リーグ初戦を勝利で飾った。

 
セッター北沢
 

 
安定したプレイを見せた松永健太
 

 
早大
3
25-13
0
専修大
25-19
25-15
春季関東大学リーグ戦・第8日目
早稲田大学×専修大学

早稲田大学記念会堂
5月15日(日) 

 決勝リーグを惜しくも下位リーグで戦うこととなってしまった早稲田ではあるが、5日目以降の3連勝。チームの状態が上がるにつれ結果もついてきた。決勝リーグに突入するには絶好の状態を維持している。今試合もホーム・早稲田記念会堂で専修大との試合を迎えた。

 第1セット序盤から圧倒的に早稲田が主導権を握り、試合が運んでいく。そのなかでもとくに際立った活躍を見せたのがセッター・北沢浩(スポ2)であった。トスを左右に打ち分け、要所では余裕のトリックプレイとチームの司令塔としての役割を十分に全うし、チームの選手を生かすプレーを常に行なっていた。さらには前田和樹(人4)を中心としたアタッカー陣が北沢からのトスを確実に決めていき、得点を重ねていった。結果、25−13とあっさりこのセットをものにした。第2セットに入っても、北沢の天井サーブにリズムを崩された専修は次々にミスをおかし、なかなか試合のリズムを掴むことができない。逆に早稲田のリベロ・藤森亮介(人4)は、きっちりと相手のスパイクをきっていった。徳武正哉(スポ1)も欲しいところで得点を決めていくなどチームに噛み合いが見られ、25−19で第2セットも連取した。第3セットに入っても、絶好調の前田が連続サービスエースなどサーブ・スパイクとチームの得点源として、終始試合の流れを支配していった。それに続くかのようにリーグ戦では個性の強いチームの中で楔役として欠かせない存在感を示してきた松永健太(スポ3)もいつも通り、波のないプレーでチームを影から支えていった。試合は3セットを通じて、専修に一度も流れを持っていかれることなく3セット目も25−15とストレートでの快勝。
 

 この試合では課題というよりもチーム個々の能力を互いに潰しあうことなく選手間での噛み合いが見られた結果の勝利と言えるかもしれない。また、とにかくボールを落とさない粘りのバレーでほとんど無駄な得点を与えることがなかったことも大きな勝因といえる。残る2戦、上位リーグで戦えないというもどかしさはあるものの、東日本インカレ、秋季リーグへと本当のチームとしての出来上がりを期待したい。



関連URL
早大バレーボール部公式サイト

(TEXT、PHOTO=村山裕太)
 


 
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