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2006/4/16 [男子バレーボール部]

駒澤大学体育館にて行われた春季関東大学リーグ4日目、中央大学をセットカウント3−1で下し、リーグ戦3勝目を挙げた。

 
セッター北沢
 

 
安定したプレイを見せた松永健太
 

 
早大
3
20-25
1
中央大
25-21
25-22
25-23
春季関東大学リーグ戦・第4日目
早稲田大学×中央大学

4月16日(日) 

 昨日の試合で本来のバレーを取り戻し、本領を発揮しつつある早稲田は春期リーグ4日目、中央大学戦に挑んだ。中央は昨年の秋期リーグで下位リーグに低迷したものの、#13福澤を中心に勢いのあるチームにまとめ今期リーグに参戦している。早稲田は上位リーグに進出するためにも絶対に負けられない相手である。

 まず第1セット、先に流れを掴んだのは中央だった。早稲田にはミスが目立ち、中央の巧さが光る攻撃を前に足が動かなくなっていた。黒木陸(スポ3)のスパイクは次々に決まるものの、離された点差を埋めることができず20−25でこのセットを落とした。

 続く第2セットは見事に気持ちを切り替えた早稲田がリードを奪う。しかし、中央の福澤は別格であり、キレのあるスパイクを幾本も放ちじりじりと迫ってくる。中盤何度か同点に追いつかれるが、早稲田は調子のいい黒木を中心に冷静なプレーで25−21とこのセットを取り返す。第3セットでは中央の福澤に3枚ブロックで対応するなどし、徳武正哉(スポ2)や中島敬介(スポ4)のセンター線攻撃を中心にチーム全員がそれぞれ活躍を見せる。ここまで調子がいまひとつ上がってこなかった柴小屋康行(スポ3)も次第に調子を上げ、終始早稲田がリードを守る展開で25−22、このセットも連取した。

 このままの流れでいきたい第4セットだが、中央が意地を見せる。中盤8−15まで離され、流れを完全に失うが、今日の早稲田は我慢ができていた。ピンチサーバー赤澤大樹(スポ3)のサーブから流れを呼び戻し、徐々に追い上げを見せる。柴小屋が2段トスや乱れたボールからも得点に結びつけてみせると、セッター北沢浩(スポ3)がツーで返すなど流れは完全に早稲田のものとなった。その後は両校競るものの、最後は勢いに勝る早稲田が25−23でこのセットを奪取し、セットカウント3−1でうれしい勝利をおさめた。

 今日の勝利のポイントは「我慢」ではないだろうか。第4セット途中の7点差をひっくり返して掴んだ勝利は価値のあるものだ。今後もこの「我慢」で集中力を切らさないプレーができるのであれば、早稲田バレーの可能性はさらに広がっていくだろう。来週の国際武道戦、東海戦も今日のような戦いで是非勝利してもらいたい。


関連URL
早大バレーボール部公式サイト

(TEXT、PHOTO=横山真弓)
 


 
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