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2006/6/11 [ラグビー蹴球部]

新潟スタジアムにて行われた「春の早慶戦」、14−40で慶應大学にまさかの大敗北。

 
 
 
 
 
早大
14
7-12
40
慶大
7-28

招待試合
早稲田大学 vs慶應大学
6月11日(日)新潟スタジアム

 6月11日、新潟県ラグビーフットボール協会設立60周年を記念する招待試合として新潟スタジアム(ビックスワン)にて伝統の早慶戦が行われた。この日の早稲田は日本代表に招集された今村雄太(スポ4)、五郎丸歩(スポ3)など多くの主力を欠き、大幅にメンバーを入れ替えた布陣で試合に臨んだ。

 開始直後、試合の流れを掴んだのは早稲田。相手陣内に攻め込み、持ち前のパスワークで慶應を圧倒。ゴール手前でモールを仕掛け力で押し込もうとする早稲田であったが、決め手を欠きなかなかトライをあげられない。チャンスを作るもののあと一歩のところでトライに結びつけることができない。この嫌な流れの中、先にトライをあげたのは慶應だった。25分、ゴール前でのスクラムから#14山田章仁が抜け出し右隅にトライ。さらには28分、ディフェンスの一瞬の隙を突かれ#15小田龍司に独走を許し連続でトライを与えてしまう。その後も慶應のディフェンスの前に早稲田はなかなかテンポのある攻撃を仕掛けられない。しかし、粘りを見せる早稲田は39分に左から右への大きな展開からWTB菅野朋幸(人4)が倒されながらも右隅に執念のトライを決める。コンバージョンも決め7−12で前半を折り返し、後半への逆転に望みをつないだ。

 後半、一気に逆転を狙いたい早稲田であったが開始直後の1分、決して許してはならないトライを慶應に許してしまう。7分、22分にも立て続けにトライを許しここで7−33と得点差は26点に広がってしまった。終了間際の36分のゲームキャプテンのCTB谷口拓郎(人4)が何とかトライを沈めるも、最後の最後にまたもやディフェンスが集中力を欠き、38分慶應#7千葉和哉にダメ押しとなるトライを決められノーサイド。

 終わってみれば14−40との大差での敗北。慶應の出足の速さと強固なディフェンス陣の前に早稲田の攻撃はつねに後手に回ってしまった。さらにはディフェンスの脆さを突かれた早稲田は慶應の攻撃陣に翻弄され続けた。ライバル慶應だけに早稲田にとっては本当に悔しい敗戦となってしまった。今日見えた課題というものを再確認し、6/25(日)に行われる関東学院戦では「強い早稲田」をグラウンドで見せて欲しい。


関連URL
早大ラグビー蹴球部公式サイト
関東ラグビーフットボール協会

 

(TEXT、PHOTO=村山裕太)

 


 
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