6月17日、早慶定期対抗庭球試合が早大東伏見三神テニスコートにて行われた。試合は男女ともに慶應に実力の違いを見せ付ける勝利(男子8−1(複2−1、単6−0)、女子6−1(複1−1、単5−0)で8月に行われる全日本大学選手権へ向けて弾みをつけた。
この日の一番の盛り上がりを見せたのが男子のダブルス。浅野弘辞(社学4)、成瀬廣亮(スポ3)組が先日の春関で下した相手(松長浩気、遠藤和孝組)に敗れるなど波乱の展開となった。1セットずつ取り合った最終セット。浅野のダブルフォルト、成瀬のミスショットなど調子が上がりきらず、最後までお互いのプレーが噛み合うことはなかった。終わってみれば1−6で最終セットを取られ男子としてはこの日唯一の黒星。課題の残る内容となった。一方、となりのコートで行われた佐藤文平(スポ3)、小山慶大(スポ2)組が加藤尚敬、竹内優志組と見事な打ち合い見せ観客を沸かせる。最後までミスを抑えた佐藤、小山組が粘り勝ちしダブルス最終戦に終止符を打った。
その後行われたシングルスでは男女ともに出場したすべての選手が勝利をあげ、得意とするシングルスでは慶應に付け入る隙を与えなかった。夏を予感させる陽気の中行われた早慶戦。選手たちの気持ちも晴れやかにこの日の試合を締めくくった。
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