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2006/9/30 [男子バレーボール部]

中大を撃破、東日本インカレでの借りを返し雪辱。

 
 

 
 
 
早大
3
25-22
0
中大
25-20
25-22
秋季関東リーグ・1日目
早稲田大学×中央大学

日本体育大学建志台米本記念館
9月30日(土) 

 東日本インカレから3ヶ月、NEC、堺ブレイザーズといったVリーグチームとの企業合宿、高校、大学チームとの練習試合を終え、ついに秋季リーグを迎えた。前年の早稲田はこの秋季リーグで快進撃を見せ、最終的に2位に食い込むなど大健闘を見せた。今年も前年同様、上位進出を狙っていきたいところだ。初戦の相手は、東日本インカレの準々決勝で惜しくもフルセットの末に敗れた中央大学。この試合の敗戦によって東西インカレの出場権を逃すなど悔しい思いをしたため是非とも雪辱したいところである。

 第1セット、序盤から動きの硬さが見られる中央大に対し、黒木陸(スポ3)がサーブで好調さを見せ中央大を攻め立てていく。さらには、ブロックも要所で決まるなど選手達の動きにも一体感が見られる。その後、レシーブミスが目立ち次第に得点差を詰められていくも、最後は柴小屋康行(スポ3)が目の覚めるようなスパイクを相手コートに沈め、25−22で第1セットを先取した。

 第2セットに入っても北沢浩(スポ3)が意表を突くプレーから相手の動揺を誘うと、柴小屋も3枚ブロックを抜く鋭いスパイクを放つなど終始早稲田のペースで試合が進んでいく。また、ブロックから松永健太(スポ4)の速攻に繋げるなど守備から攻撃への一連の流れが徐々に試合の中で表れ始めてきた。そのまま25−20で第2セットも連取し、第3セットへ。

 第3セットはお互いに繋ぐバレーを展開し、緊迫したものとなった。二木健太(スポ4)のブロック、柴小屋のスパイクなど早稲田の狙った攻撃こそしっかりはまるもののなかなか中央大を突き放すことができない。しかし、終盤に入りここぞという場面で北沢がサービスエースを決め、試合の流れを引き寄せると、中島敬介(スポ4)もブロックを決め相手を突き放すことに成功。その後は中央大のミスにも助けられ、25−22で第3セットを取り、ストレートでの勝利を収めた。

 OB、OGも数多く訪れる中、東日本インカレで敗れた中央大に対しストレートで勝利し雪辱を果たす形となった。今試合では中盤以降のミスが多く、修正点も浮き彫りになったが、セッター・北沢が試合の流れを先読みし、欲しいところでの1点を大事にしていったことが大きく試合の流れを変えたと言ってよいだろう。これ以降も厳しい戦いが続くことが予想されるが気を引き締めて次の試合にも臨みたい。

  

 

関連URL
早大バレーボール部公式サイト

(TEXT=村山裕太、PHOTO=横山真弓)
 


 
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