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1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
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明治 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
早稲田 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
2 |
× |
4 |
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東京六大学野球
早稲田×明治
10 月14日(日)
神宮球場
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この日の気温は18度と、曇り空で肌寒い一日であった。片手にビールで観戦する人の姿はあまり見られなくなり、縮こまってコーヒーをすする観客の姿が目立つ。しかし、応援席には寒さなど関係ないようだ。試合前から熱気に包まれ、半袖の人も見受けられるほど。負けられない試合に、選手だけでなく応援団の気合も十分だ。そんな球場の勢いに乗って、試合は早くも1回に4番田中幸長(スポ4)の適時打で先制。やや詰まった当たりではあったが絶妙な位置に打球は落下。幸先のよいスタートを切った。
投げてはエース須田幸太(スポ3)が明治打線を押さえ込む。走者を許すことはあっても落ち着いた投球で、決して得点は許さない。しかし、明治の古川もさすがは4年生。ただでは終わらぬ手ごわい相手であった。早稲田打線はこの古川の前に2、3、4回と三者凡退に打ち取られなすすべがない。両者譲らぬ投手戦が展開され、流れを引き寄せることができないまま5回までを終えた。
6回からは須田に代わり松下建太(スポ2)が登板したのだが、投球が安定しない。四球でふたりを出塁させ2死一、二塁とすると5番福本に安打を浴びてしまう。同点も覚悟し冷やりとした一瞬だったが、走者のミスもありここは本塁でタッチアウト。悪い流れを断ち切った。するとその裏に、本日2番に抜擢された本田将章(スポ4)が左翼スタンドへ本塁打を放ち1点を追加。三振や凡打が連続するもどかしい試合展開の中で気持ちのよい一発を放ち試合を盛り上げる。
松下は7回にも1死一、二塁とするがここはしっかりと打ち取って明治に反撃を許さず、試合はいよいよ終盤8回へ。古川から交代した岩田慎の前にあっさりと2死に持ち込まれるも、1番上本博紀(スポ3)がこの日待望の安打で出塁し、先程ソロ本塁打を放った2番本田へとチャンスをつなぐ。ここで岩田の一塁牽制エラーがあり、上本は一気に三塁へ。ますます高まる応援席の期待に、本田はしっかりと応えてくれた。本田の打球は風に乗って打球はどんどん飛んでいき、またしても左翼方向への本塁打。早稲田の勝利を決定付ける一打となった。9回には大石達也(スポ1)が速球をテンポよく投げ込んで抑え、4-0で勝利した。
今日の試合では守りのミスがなく、この点ではすばらしい試合だった。ミスでほころびを作らないことも、均衡した試合では特に大事なことだろう。しかし、今日の勝利は本田の2打席連続本塁打があってこそ。投手陣の頑張りに対して打線の援護はまだまだ足りない。残り少ない試合、早稲田らしい元気のある打線で、勝利に向かっていきたいところだ。
順位表
第7週 10/22現在 |
順位 |
|
試合 |
勝 |
負 |
分 |
勝点 |
率 |
1 |
明治大学 |
14 |
8 |
4 |
2 |
4 |
.667 |
2 |
早稲田大学 |
11 |
7 |
3 |
1 |
3 |
.700 |
3 |
慶應大学 |
11 |
6 |
3 |
2 |
3 |
.667 |
4 |
法政大学 |
13 |
6 |
6 |
1 |
2 |
.500 |
5 |
立教大学 |
12 |
5 |
7 |
0 |
2 |
.417 |
6 |
東京大学 |
11 |
1 |
10 |
0 |
0 |
.091 |
2007年度秋季リーグレポート
9月22日 vs法政大学1回戦 試合レポート
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