順調にトーナメントを勝ち上がった塩野真人(スポ4)は、準々決勝で野口圭祐(教育4)に3-0で勝利。準決勝でも森田(中央大)をストレートで破った。一方、藤田雄輔(社学2)は準々決勝で平屋(明治)を3-1で破り、準決勝では和田(明治大)に攻めの姿勢を保ちながら3-2で勝利。決勝は塩野との同士討ちとなった。塩野の強い回転が掛かったボールを、藤田がドライブで返す。しかし塩野が11-7,11-8,11-9と連取の末試合を制し、主将の貫禄を見せ付けた。
女子では、エース・照井萌美(教育2)が、専修大の渡辺を強烈なバックスマッシュなどで破り、東京富士大のリュウとの決勝へ。第1セットを11-8で奪うも、8-11,9-12とリュウに連取されてしまう。積極的に攻めるも、バックの強打がネットをなかなか越えず11-13。セットカウント1-3で敗れ、惜しくも準優勝となった。「今日の試合は60点位。良くなかった。全然動けなかった」と自身に厳しい評価を下した。
決勝トーナメント3回戦で姿を消すも、新1年生の田中彩能(スポ)の活躍が目立っていた。田中は照井、女子主将の梶本麻莉菜(教育4)らと同じ秀光中等教育学校出身。巧みなカットと、勝つという気持ちを全面に出すような果敢な攻めで、中央や専修など強豪大相手に健闘した。28日に控えている関東学生新人選手権での活躍が待ち遠しい。
今大会には部員ほぼ全員が参加した。それぞれの結果を受け止め、団体戦である5月のリーグ戦へ繋げて欲しい。新生卓球部の1年が始まった。
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卓球部、稲門卓球会ホームページ
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