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関東大学サッカーリーグ第4節
早稲田大学×順天堂大学
4月20日(日)
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4月20日、フクダ電子アリーナにて関東大学リーグ第4節、
対順天堂大学戦が行われた。前節の東学大戦では、第2節の
専修大戦からスタメンを総入れ替えするという荒療治を施
し、ようやく今季初勝利を手にした早稲田。今節も勝って
波に乗っていきたいところである。対する順天堂大は、今
季2敗1分と未だ勝ち星がなく苦しいスタートとなっている
。
注目のスタメンには、主将の塗師亮(スポ4)とエース渡邉千
真(スポ4)が復帰。時折小雨が降る肌寒い天気の中、試合は
始まった。今季初勝利に向け、立ち上がりから積極的な動
きを見せる相手に対し、早稲田は3分、ボランチの中野遼太
郎(スポ2)からのパスを受けた渡邉がチーム一本目のシュー
トを放つ。16分にはコーナーキックの競り合いのこぼれ球
に反応した中野大輔(スポ3)がミドルシュートを放つも、こ
れはゴール左に外れる。その後も、中野遼を起点に、ロン
グボールを中心とした攻撃を試みるものの、前線にボール
が上手く収まらずなかなか決定機を生み出せない。38分に
はDF宮本章宏(一文)の自陣からのロングボールが渡邉に通
りチャンスを迎えるが、シュートは枠の外。一方の順大は
、早稲田のパスミスからボールを奪い、度々ゴール前まで
攻め上がるが、フィニッシュまで至らず両チーム無得点の
まま前半を終了する。
迎えた後半、早稲田は中盤を完璧に崩され、順大の波状攻
撃にあう。16分には中盤の競り合いからシュートを撃たれ
ゴールを脅かされると、22分にも左サイドからのクロスを
合わされ危ない場面を迎えるが、ここはキーパーの菅野一
弘(商2)が辛うじてセーブし相手に得点を許さない。すると32
分、中央の塗師からのスルーパスを中野大がダイレクトシ
ュート。しかし、相手キーパーのファインセーブに阻まれ
てしまう。すると、待望のゴールは次の瞬間。このプレー
で得たコーナーキックを、渡邉が頭で合わせて、見事先制
。チームの窮地を救うエースの今季初ゴールで1-0とする。
その後も、早稲田は中川翔平(スポ3)や松本令(スポ3)を投
入し追加点を狙う。40分には、右サイドの松本からのクロ
スを、中野大がダイレクトで合わせるも、惜しくもキーパ
ー正面。追加点こそ奪えなかったが、攻撃にリズムが生ま
れる。一方の守備陣は、左サイドを崩されクロスを上げら
れる場面が何度もあったものの、終盤の順大の猛攻をなん
とか凌ぎ切り、結局1-0で試合終了。早稲田が連勝で今シー
ズン2勝目を挙げた。
勝ちはしたものの、試合内容は決して満足できるものでは
なかった。攻守の切り替えがスムーズにいかず、ボールの
出しどころに困る場面やFWが孤立する場面が時折見られた
。攻撃のバリエーションが少なく、チームとしてまだまだ
上手く機能していない印象を受けた。DF陣もゴール前で簡
単にパスを通されるシーンもあり、盤石とは言い難い。そ
んな中、得点を挙げた渡邉の動きは異彩を放っていた。三
年連続得点王を目指すエースは、今季も非常に頼りになる
存在である。チームとしても、早く2008年盤「ワセダサッ
カー」を確立し、今後も白星を積み重ねていってほしい。
関連URL
ア式蹴球部公式ホームページ
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