スポーツ観戦と聞いたら何を思い浮かべますか。野球、サッカー、ラグビー、相撲…。勿論全部楽しいのですが、ウィルウィンは卓球のリーグ戦を全力で推薦したいと思います。
　4ポイント先取の団体戦で、1戦1戦が大変重くなります。当然場内は白熱。しかも今年は、女子部も悲願の1部リーグ昇格を遂げました。代々木競技場に足を運べば、今までの卓球観戦への概念が覆されることでしょう。そんなリーグ戦の開幕を直前に控えた今、塩野真人主将(スポ4)にチームの状況や抱負などをお聞きしました。

――主将としてリーグ戦を迎えるにあたって。
　もう近づいてきたので、自分のことではなくチームのことを最優先に考えていきたいです。個人としては、全勝して貢献したいです。あと、体調管理はしっかりして欲しいですね。この間(優勝した)立川オープンで頭が痛くて。でも、リポDを飲んで思いっきり汗を流したら、吹っ飛びました。

	塩野真人主将プロフィール スポーツ科学部4年 埼玉・狭山ヶ丘高校出身 2007 全日本学生選手権　単ベスト8 全日本学生選抜　単ベスト8 　 全日本大学対抗　単準優勝 　東京選手権　単準優勝 2008 立川オープン　優勝

――今年のチームはどうですか？
　強かった先輩が抜けてしまいましたが、勢いがあります。皆仲が良く、雰囲気もいいです。今年の1年生が強いので、2,3年生もそれに引っ張られて頑張っています。

――層が厚かった学年の引退を迎えました。これからどのようにして補い、且つ新チームの色を出していこうと思っていますか？
　(前年度の)４年生は練習をやり込んでいました。自分も見習って、練習量を多くして態度で示したいなと。東京選手権(準優勝)と立川オープン(優勝)ではまぁ結果を残せたので、良かったです。それに自分の個性をプラスしたいです。皆と接するのは好きなので、下級生とコミュニケーションを取っていきたいと思います。

――去年のリーグ戦の良かった所、反省点は？
　４年生が引っ張って行ってくれて、皆が付いてきたという感じでした。それが良いかどうかは分からないんですが。先輩に頼りすぎていたという面もありました。負けても先輩が勝ってくれるから大丈夫、じゃないですけど。主将になって、自分が頑張るしかないという気持ちの切り替えが課題です。段々出来てきたと思っています。

――今回のリーグ戦の目標は？
　明治を倒し、優勝です。中央や専大に勝てれば、その勢いで明治もいけると思っています。

――女子は45年ぶりの1部リーグということで、盛り上がっているのでは？
　そうですね。アベック優勝したい、というのはあります。一緒に校歌を歌える日があるので、嬉しいです。(※8,13日は男女共に16時から試合開始。)

――リーグ戦前のチームの雰囲気はどうですか？
　とにかく盛り上がります。そして緊張です。休憩時間も「どこ大は誰がでるらしい」というような話をしています。ライバル意識ではないですけど、練習から真剣です。メンバー枠を巡ってきっと熾烈な争いが…。試合の1日前にオーダーというメンバー表が発表されます。それまで分からないので緊張ですね。

	「日本一の盛り上がり」を見せる。 今年も熱い試合が繰り広げ られること必至だ。

――リーグ戦直前はどのような練習をしますか？
　人によります。もうやり込んでも遅いし、怪我をしてもしょうがないので、3日前位からは調整する程度です。

――今回、勝敗を決めるポイントは？
　チームの勢いに乗って勝ち続けることです。１番手が勝ったら、その日は勢いで勝てますし。他の大学も実力が均衡しています。今年は5月7〜9日、12〜15日(開催) と土日を挟んで長いので、前半戦が勝負です。

――個人的には4月24日からモンゴルでのアジア大学選手権に出場しますが、そこでの目標は？
　国際大会は久しぶりなので、外国の選手と戦えるのが楽しみです。やるからには、シングルスで優勝したいです。団体戦では、日本代表としてチームに貢献したいです。

――チームとしての今年1年の目標は？
　　先輩の代で出来なかった秋のリーグ戦での優勝をして、完全優勝を目指します。

――まだ応援に来たことのない方へ、リーグ戦の魅力をPRして下さい。
　卓球の醍醐味が全て詰まっています。日本一面白い卓球の試合と言っても過言ではありません。是非一緒に盛り上がって、卓球を好きになって欲しいです。そして、早稲田の応援を宜しくお願いします。

　　下山(平成20社学卒)、時吉(同スポ卒)、久保田(同社学卒)などのエースを多く擁した学年が卒業しましたが、笠原弘光(スポ1)、田中彩能(同)、御内健太朗(同)など期待の新星を迎え入れた卓球部。是非ともアベック優勝を目指し、塩野主将のもとで一丸となり実力を出し切って貰いたいです。

関連URL
卓球部、稲門卓球会ホームページ

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