5月16日、前期トラックシーズンの山場である関東学生陸上競技対抗大会(関東インカレ)が国立競技場にて開幕した。
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100mで2位に終わった江里口匡史(スポ3)。
記録も10秒42(+0.4)と自己記録更新はならず。
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大会初日に予選、二日目に準決勝、決勝が行われた男子100m。早稲田からは江里口匡史(スポ3)と木村慎太郎(スポ4)が順当に決勝進出。早大コンビのワンツーフィニッシュも期待された決勝、レースは筑波大の安孫子が抜群のスタートダッシュを決め先行すると、江里口も中盤加速に乗り懸命に安孫子を追うが、あと一歩及ばず2位でゴール。序盤にやや出遅れた木村は、100分の1秒を争う接戦を抜け出し3位に滑り込んだ。今回、江里口や木村の自己記録を上回る10秒30を叩き出し、優勝をさらった安孫子。今後も、頂点を狙う早稲田短距離陣にとって強力なライバルとなってきそうだ。100mで後塵を拝した早大勢は、大会三、四日目に行われる200mでのリベンジを誓う。
110mHでは主将の飯田将之(スポ4)が優勝を狙ったが、決勝で会心のレースを見せた国際武道大のモーゼス夢に0.06秒差で先着を許し、悔しい2位。また今季成長著しい日野勇輝(スポ2)も同種目で4位に食い込んだ。ハードルは女子も100mHで紫村仁美(スポ1)、山本望(スポ3)の二人がそれぞれ2位、5位に入賞。特に、高校時代インターハイ、国体を制した期待のルーキー紫村は、大学初の大舞台でもその実力を存分に発揮し、予選、準決勝、決勝全てで安定したパフォーマンスを見せ、見事表彰台の座を射止めた。
また400mでは、女子は予選から自己ベストに迫る好記録を出し、決勝でも果敢な走りを見せた津留加奈(スポ4)が6位、男子は浦野晃弘(スポ1)が8位入賞を果たした。津留は、得意の400mHでも入賞が期待される。
リレー種目では、16日に4×100mR、17日に4×400mRの予選が行われ、女子は4×400mRで、男子は両種目とも決勝進出を決めた。男女ともに混戦が予想される決勝は4×100mRが三日目の23日、4×400mは最終日の24日に行われる。
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