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2008/9/17 [卓球部]

男子、順調 埼工大を下し3勝目 女子、東富大に2敗目喫す

 早稲田は、男子2勝0敗、女子1勝1敗の状態で、秋季関東学生リーグ戦、第3日目を迎えた。 男子は、埼玉工業大学に対し4-2で勝利し、順当に頂点への駒を進めた。 しかし、女子は4時間に及ぶ熱戦の末東京富士大に3-4で惜敗し、優勝の二文字から遠ざかってしまった。

 前半の男子チーム覆っていた空気は、「冷静さ」であった。 初戦は、笠原弘光(スポ2)が、ドライブの強打で埼工大・小笠原を圧倒。理路整然とした思考が垣間見れるクリアーな卓球でストレート勝ちをおさめた。 続く浅沼慎也(スポ3)も、長短のボールを織り交ぜて相手のミスを誘い、3-1で勝利した。


 

3番・御内健太郎(スポ2)が留学生・胡を圧倒

 完全に流れは早稲田へ傾いたところで、3番シングルスは御内健太郎(スポ2)と留学生・胡の対戦。 御内は粘りのカットで、12-10で1セット目を奪取すると、2セット目からは足を使って相手の強打を必ず打ち返す安定感と、高い身体能力を生かした鋭い攻撃で、相手を封じ込める。3-0でゲームをものにし、勝利への弾みをつけた。

 しかし、4番ダブルス・足立智哉(スポ3)・笠原組は、序盤こそ笠原が相手コートに球を入れ込み、足立が早い打点で強打するという得意のパターンを発揮するも、 2セット目から相手の強打に圧されてしまう。激しい打ち合いとなるものの、あと一歩及ばず1-3で敗れる。 足立は5番シングルスとしても出場するが、2-3でのまさかの敗戦。 しかし、6番・原田慎吾(スポ4)主将が3-1で勝利し、不穏な空気を断ち切る。


 

        シングルスでは未だ勝ちのないエース照井萌美(教3)

 格下の相手に思わぬ苦戦を強いられたが、順調に3勝目を積み上げた。第4日目は、駒澤大との対戦。リーグ戦の折り返し地点となる試合だけに、気持ち良く勝利したいところだ。

 女子チームも、秋連覇を夢見て日々練習を重ねてきただけに、選手の落胆は相当のものだろう。しかし、2008年度より1部に昇格した、1部強豪と呼ぶには尚早のチームである。 各々が必要以上に敗戦を悔いず、しかし不運のせいにはせずに、更に強くなるための経験として全てを受け止め、残りの4戦で出せる力をすべて放出してきてほしい。本当の戦いはこれからだ。


 
 

試合結果【第2日目】
男子○4−2
女子●3−4

 

男子

早稲田
点数

埼工大

笠原
3-0
小笠原
浅沼
3-1
平屋
御内
3-0
足立・笠原
1‐3
小野・小笠原
足立
2‐3
藤田
原田
3‐1
藤田
小野
女子
早稲田
点数
東京富士大
田中
0-3
池田
中島
3‐2
位積
照井・中島
3‐1
西東・伊積
照井
1‐3
リュウ
奥田・加藤
3-1
加能・原田
加藤
0-3
加能
亀崎
1‐3
原田
















関連URL
早稲田大学卓球部ホームページ

(TEXT=田辺里奈,PHOTO=池田恩、鈴木雄介)
 


 
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