5月22〜23日、4日間にわたって開催される関東学生陸上競技対校選手権大会(関東インカレ)の後半戦が国立競技場にて行われた。
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棒高跳で優勝を果たした笹瀬弘樹(スポ3)。
次は6月に行われる日本選手権で上位を狙う。
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大会後半戦で大きな注目を集めた4×100mリレー。決勝は大会三連覇を目指す早大と、100mの2〜4位の入賞者三人を擁する中央大の一騎打ちとなった。小原真悟(スポ4)−江里口匡史(スポ4)−久保田裕是(スポ3)−栗崎康介(スポ4)のオーダーで挑んだ早大は、小原がまずまずのスタートを見せると、江里口も伸びのある走りでリードを奪う。しかし3走に入り中大に逆転を許すと、その後は徐々に差を広げられ39秒54の2位でフィニッシュ。38秒54という驚異的な日本学生新記録を樹立し優勝した中大に1秒差をつけられての完敗であった。2走を務めた江里口は、試合後「中大にしてやられた。悔しいが、すごい記録だと思う」と潔く敗戦を受け入れた。しかし「早稲田として、何度も負けるわけにはいかない」と前を見据える。個々の更なる走力アップを図り、全日本インカレではリベンジを狙う。 また、江里口は200mにも出場。決勝では、序盤は得意のスタートを活かし先行するも、150m付近で飯塚(中大)にかわされると、ゴール直前で我孫子(筑波大)にも抜かれ3位。今大会での自身の走りを振り返り、本人は「走りが定まっていない。まだまだという感じ」と納得していない様子。今後は日本選手権に向け調整を重ね、走りの精度を上げていく。一方、4×400mリレーは、途中バトンを落とすアクシデントもあり8位に終わった。
フィールド種目では、棒高跳で笹瀬弘樹(スポ3)が貫録の優勝。5m00から登場した笹瀬は、この高さを余裕で越えてみせると、5m10、15をパスし5m20に挑戦。これも一度の試技で難なく成功させ、わずか2回の跳躍で優勝を決めた。その後大会タイ記録の5m40に挑むも、悪コンディションの影響もあり成功はならなかったが、格の違いを見せつけての自身2年ぶりの優勝となった。また、土井翔太(スポ2)、安藤大地(政経2)の2年生コンビもそれぞれ3位、7位に入り、早稲田はこの種目で3人全員が入賞を果たした。円盤投ではディーン元気(スポ1)がやり投との二冠を狙ったが、自己記録を5m近く下回る45m96に終わり7位。それでも初の関カレの舞台で二種目入賞は堂々たる成績であり、今後も更なる活躍が期待される。
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