|
|
|
FWの白井豪(スポ2)。 2試合連続ゴールはならず。
|
|
|
|
|
試合では屈強な駒澤大の選手を相手に 競り負ける場面が目立った。
|
|
|
|
関東大学サッカーリーグ戦
第17節
早稲田大学×駒澤大学
10月17日(日)
古河市立古河サッカー場
|
10月17日、古河市立古河サッカー場にて関東大学リーグ第17節対駒澤大学戦が行われた。前節の神奈川大戦では、リードを奪いながらもロスタイムに失点し、勝ち点1に留まったア式蹴球部。順位も第16節を終えて9位と厳しい戦いが続いている。対する駒澤大学は、連勝中で現在3位。上位を走る好調なチームから、早稲田は勝ち点3を挙げることは出来たのか。
早大は、前節リーグ戦初ゴールを決めた白井豪(スポ2)をツートップの一角に起用。試合は、序盤から両チームがロングボールで相手DFラインの裏を狙う「けり合い」が続く。両者とも譲らぬ展開の中、先制したのは駒大だった。ルーズボールを拾った駒大の11番・湯澤にミドルシュートをゴール左隅に叩き込まれ、0-1。その後、1点を追う早大の反撃は27分。右SBの野田明弘(スポ4)を起点に右サイドでの鮮やかなパス交換からサイドを崩すと、最後は中央の奥井諒(スポ3)がシュート。しかし、これはゴールポストに嫌われ得点には至らない。すると、流れは再び相手に傾く。32分には早大の左サイドから攻め込まれると、グラウンダーのクロスの処理を小川諒(スポ4)が誤り、オウンゴールで2点目を献上してしまう。前半のうちに1点でも返しておきたい早大だったが、駒大の素早いプレッシャーの前になかなかフィニッシュまでもっていくことが出来ず、0-2のまま前半は終了した。
試合の流れを左右する大事な3点目。ゴールネットを揺らしたのは、またしても駒大だった。55分、FKからゴール前にロングボールを放り込まれると、そのルーズボールを押し込まれ手痛い3点目を奪われてしまう。窮地に追い込まれた早大は、駒大の足が止まりプレッシャーが弱まった中盤以降に、途中出場の渡部雄史(スポ3)のスピードを生かした攻撃などで攻勢に出るが、ゴールはならず。すると、76分にはCKから駒大に決定的な4点目を奪われ、0-4。最後まで1点が遠かった早大は結局完封負けを喫し、勝ち点を伸ばすことは出来なかった。
個々の強いフィジカルを生かしたパワープレーを持ち味とする駒大の前に、完全に屈する形となってしまった早稲田。この敗戦でインカレ出場圏内の4位とは勝ち点差が11にまで広がり、非常に厳しい状況に追い込まれた。しかし、インカレ出場権獲得の可能性がなくなったわけではない。長かったリーグ戦も残り5試合。今一度、チーム状態が良かったころのサッカーを思い出し、「一戦必勝」の気持ちで残りの試合に臨んでほしい。
関連URL
早大ア式蹴球部公式サイト
|