6月2日代々木第2体育館にて第70回早慶バスケットボール定期戦が行われた。Bチーム、OG、OB、女子戦と行われ、この日の最後に行われた男子戦。序盤から早稲田がリードするが、途中慶應の猛追にあい逆転を許す。しかし最後は早稲田の意地の攻めで慶應を圧倒し、結果93-86で早稲田が勝利した
早稲田のスターティングメンバーは#6大塚勇人、#15木村晃大、#16山本純平、#21河上宗平、#34池田慶次郎。#16山本、#34池田の1年生2人がスタメン起用となった。
前半、開始早々早稲田#15木村晃大の先制から早稲田は慶應をリードし、終わってみれば1クォーターは18-31で10点以上差をつけ、続く2クォーターも慶應に点差を詰められるものの43-48とリードを守っていた。
しかし後半、3クォーターがはじまり、早稲田は徐々に差をちぢめられ、ついに同点まで詰めよられる。そこから勢いにのった慶應が逆転。3クォーター終了時点で早稲田は67-62で慶應にリードされる展開となった。
続く4クォーター。両校の応援の盛り上がりはピークに達した。
慶應のリード(67-62)から始まり、3クォーターに引き続き序盤から流れは慶應に。一時早稲田は10点差までつけられた。しかしその10点差から主将#6大塚勇人が2連続でシュートを決め、さらに期待の1年生#34池田慶次郎がシュート、そこで相手のファールからバスケットカウントをもらい計3点を決める活躍をみせ、早稲田に流れを引き寄せた。早稲田はその流れで逆転しようとするが2点4点の差がなかなかくつがえせない。しかし、試合時間残り3分#21河上宗平がファールをもらいフリースロー。河上は2本とも決め77-77の同点にする。続けて#6大塚もファールをもらいフリースローを2本決め、77-79、ついに逆転する。そこから早稲田は慶應との差を着実に広げていき、77-85まで連続で点を決めた。そのまま早稲田は慶應に追いつくことを許さず86-93で勝利を飾った。
主将の4年生#6大塚はさすがの活躍であった。10点差まで離されたなかでも気迫あるプレーを見せ早稲田に流れをひきよせ、キャプテンらしいチームを引っぱる働きを見せた。またルーキー#34池田も1年生ながらスタメン、フル出場を果たし物怖じしないプレーを見せ勝利に貢献、今後にさらなる期待がかかる。
去年に引き続き、今年も伝統ある早慶戦で勝利した早稲田。一時は慶應に逆転を許すも、最後まで全力で攻めの姿勢を貫き、勝利をつかみとった。この早慶戦での勝利に続き、新人戦、さらに秋のリーグ戦でも良い結果を残すことを期待したい。
関連URL
早稲田大学バスケットボール部公式サイト
|