第96回日本選手権リレーの選手インタビューを掲載いたします。
※このインタビューは大会2日目に行われたものです。
4×100mR
1走・九鬼巧(スポ2)
◇4×100mR 予選 九鬼-竹下-梶-三原 39秒76(1着)
決勝 九鬼-竹下-梶-三原 39秒53(1位)
――4継優勝おめでとうございます!
ありがとうございます。個人としてもチームとしても4継の3冠+4継・マイルでの6冠、グランドスラムを狙っていたので、まずは4継が獲れてほっとしています。嬉しい気持ちでいっぱいです。
――強い早稲田の4継が復活しました。
今年のチームとして良かったのは、3つ獲った中で、関カレは2・3年生の中軸で出来たこと、全カレは1・2年生の若いチームで出来たこと、そして今回は梶さんが入って4年生が引っ張る形で成し遂げた優勝でした。本当にチームの総合力で勝てたことは1番良かったかなと思います。
――九鬼選手の1走は、昨年の日本選手権リレー以来ですが、走順の変更は何故でしょうか?
梶さん(梶将徳、スポ4)が入った走順を考えていたので、特にこの大会のために変更したという訳ではなかったです。夏からちょこちょこと練習はしていたので、違和感もなくできました。
――この大会にはどのような印象を持っていますか?
個人的には去年すごい苦痛で(笑)。去年は全然走れない中でしたし、国体の前後で胃腸炎にもなってしまって。走れない中で最後に日本選手権リレーがありました。去年は久保田さん(久保田裕是、平23スポ卒)が最後だったんですけど、自分的にはすごく辛い大会だったので、今回はそれを払しょくしたいなという気持ちもありました。去年のリベンジも兼ねて今日は臨もうと個人的には思っていましたね。
――大会前にメンバーで共有したことなどはありますか?
本当に優勝することだけを考えていました。あと、梶さんは現役引退ということで今回が最後になってしまうので、みんなで「最後梶さんには花を持たせてあげよう」という気持ちでいっぱいでした。
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来年度からは九鬼・竹下・三原らが4継チームをまとめていく。
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――予選のレースを振り返って
とにかく決勝に行くことが前提だったので、バトンも無理せずに少し詰まり気味で通りました。3・4走が少し離れちゃったんですけど、僕と竹下(裕希、スポ2)のところは大丈夫でしたね。
――決勝での39秒53というタイムについては?
先生には「39秒3かな」って言われていたので、物足りない部分はありますね。個人としても絶好調ではありませんでした。でも優勝できたことが1番だったので結果的には良かったかなと。
――九鬼選手の調子は全カレの時と比べていかがですか?
全カレの時と変わらずですね。秋シーズンはずっと思うように走れず来ました。でもこういうのも経験の1つかなと思っているので、またトレーニングを積むしかないです。
――全カレ後は国体もありましたね。 実は終わってからなので言えることなんですけど、全カレの時に軽い肉離れをしてしまって。アイシングでごまかしていたんですけど、痛くて治療とかもしてもらっていました。国体の時は大阪で高校の時からお世話になっている先生が来てくれたので、診てもらって。なんとかその場しのぎで走ることができたという感じですね。
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様々な経験をした今年。間違いなく来年へのステップとなっただろう。
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――来シーズンに向けて冬季練習で強化したい点は 身体づくりがメインになってきます。今、先生とお話しているのは、ちょっと距離を踏む練習ですね。去年は走らなかったんですけど、今年はそういうトレーニングを入れて、去年の冬よりもトレーニングを増やしたいなと思っています。
――来年の目標を教えてください。
来年は世界大会やアジア大会が続くので、やっぱり100mのA標準を破って日本代表に入ることが1番の目標です。
関連URL
早稲田大学競走部公式サイト
第96回日本選手権リレーレポート
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