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2013/06/02 [ラグビー蹴球部]

石巻フットボール場復旧記念試合 「頑張ろう石巻!復興祈念」関東大学ラグビー招待試合
関東大学春季大会対慶應大学戦 




   

東日本大震災後、救援活動の拠点となっていた石巻総合公園フットボール場の復旧を記念して行われた今試合。前日の予報を覆す、青空の石巻の地に3500人のラグビーファンが集った。

 

亀山紘石巻市長のキックオフで試合が始まると、序盤で慶大に主導権を握られてしまい、前半10分に慶大に先制トライを奪われてしまう。その後も慶大優位で試合が進み、早稲田は自陣釘づけとなる時間が過ぎていく。26分、37分と追加トライを決められてしまい0-17で前半を終える。

 



 

「近藤」・「清水」と書かれたプラカードも見える観客席

 石巻総合スポーツクラブのチアダンス教室の子供たちによるハーフタイムショーが行われ、始まった後半戦。17点を追いかけるという展開でなんとか主導権を握りたい5分にモールから慶大にトライを奪われると、10分にも決められてしまう。

19分に途中出場のPR光川広之(スポ3)がトライを決めるが、前半はCTBの位置、後半はSOの位置でプレーしていた小倉順平(スポ3)が直後のコンバージョンを外し5-29。このまま早稲田ペースで差を詰めていくことが出来るかと思われたが、33分にスクラムから慶大バックス陣に展開されトライを許し、5-34とさらに点差を広げられてしまう。 後半残りわずかとなった38分にも、スクラムから形成されたラックから慶大にトライを許し5-43で試合終了。



 

地元の高校生ラガーマンに見送られる場面も

WTBの廣野晃紀( 社学4)は「もっともっとバックスリーで早稲田は、勝負していかないといけない。」と慶大に封じられてしまったバックス陣に苦言を呈した。

今試合、LO近藤貴敬(社学4)、HO清水新也(スポ3)の母校仙台育英高校の後輩たちが「近藤」、「清水」と書かれたプラカードを持って応援に来ていた。「(プラカードを掲げてくれていたのは)すごく嬉しかったです。後輩達に情けない姿を見せちゃってちょっと恥ずかしいです。」と近藤が語ったように、悔しい結果となってしまった。

 



関連URL
早稲田大学ラグビー蹴球部公式サイト

 

 

(TEXT、PHOTO=猪野史夏)
 


 
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