1月14日から3泊5日の日程で、土井選手が出場する冬季ユニバーシアードのスピードスケートを観戦するために、オーストリア西部にあるインスブルックに行って来ました。
インスブルックは成田から12時間ほど飛行機に乗ってウィーンへ、それから国内線に乗り換えてさらに1時間ほどいった所にあり、中世の面影を残す町並みと、雪を被ったアルプスの山稜が美しい人口13万人ほどの町です。1964年、1976年と過去2度冬季五輪を開催した実績からもわかるように、冬季スポーツの中心地としても非常に有名で、町の南側にはW杯などが行われるスキージャンプ台が悠然とそびえ立っていました。また町近隣には多くのスキー場があり、街中にはスキー板を持った旅行客が多々見られました。
私は今回スピードスケート観戦を目的としていましたが、スケート競技が行われたオリンピアワールドという競技施設はスピードリンクとホッケーリンク、フィギュア・ショートトラックリンクが隣接しているので、スピードスケート観戦後はフィギュアスケートも観戦することができました。私はフィギュアを今回初めて観戦しましたが、SPからエキシビションまで、各スケーターが織成す高い芸術性に強く惹かれ、最後まで楽しく観戦することができました。
40の国と地域から1500名もの選手が参加して4競技69種目が行われた今回の冬季ユニバ、スピードスケートで日本男子が全種目でメダル(うち3種目で金メダル)を獲得したのをはじめ、フィギュアでも高橋大輔選手(関大)、恩田美栄選手(東海学園大)と男女シングルで金メダルを獲得するなど日本選手が大活躍を見せました。その一方で悔しい結果に終わってしまった選手もいることでしょう。いずれにしても、今大会に出場した選手達が、この大会での経験を来年行われるトリノ五輪に繋げてくれることを期待したいと思います。
関連URL
JOC−ユニバーシアード冬季大会
オーストリア
チロル州観光局
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