早稲田の学内では野球早慶戦が盛り上がっている頃に、僕が所属するULTRASWASEDAは毎年のように来る6月29日のサッカー早慶戦に向けた活動が本格化してくる。
今年で57回目を迎えるサッカー早慶戦は1年で一番熱い日である。お客さんの数もいつもの3ケタとは違い、4ケタを優に越え、1万人近く来てくれる!また去年の早慶戦でやったエンジシートでスタンドをエンジに染めるという企画は僕たちの中でとても強烈な思い出になっている。その企画は会議で話し合い、選手だけでなく、この会場全体の雰囲気を盛り上げ、サッカー早慶戦をもっと熱いものにしようという僕たちの中で生まれた企画だった。また、これまでのサッカー早慶戦の中でもエンジシートを使うというのは初の試みであり、UW(ULTRAS
WASEDA)としても今までで1番大きな活動だった。あの感動が忘れられず、今年も新たなる企画をやることにした。
それは風船だ!
今年は風船でスタンドをエンジに染めよう!会議で話し合った結果、みんなで意見は一致し、準備にとりかかることになった。その他に、大会までに毎日のように昼には広告研究会の方々とビラ配り、応援部の方たちと応援の練習と打ち合わせなど、さまざまなことを本番で大きな成功を収めるためにやった。特に、試合直前に応援部の方たちと意気投合できたことは早慶戦を盛り上げる上でもとても大きかった!
そして、試合当日・・
僕たちは試合前が1番忙しい・・歌詞カードを配ったり、風船を配ったり、応援部の方たちと打ち合わせ。そんなことをしているとあっという間に試合の時間になるのだ。
そして、まずは応援部主体の応援が始まる。 まず、いつも前奏が声の校歌もこの日は吹奏学部の方々の演奏をバックに校歌を厳かに歌いあげる(手もしっかり振る)。
僕たちは校歌を歌い1年で一回の早慶戦の雰囲気をまず味わった。
そして、慶応の校歌も終わったと同時に重要なのが、風船の声掛けだ!!
ここをしっかり「選手入場時までに風船膨らませて下さい」と伝えないと、全てが水の泡になる。
そして、そんな作業も済ませた後、選手も入場した所で会場はいつもの大学リーグでは見られない程の盛り上がりを見せる。そんな盛り上がった会場の中でも、少しずつ早稲田側の席の方にも一体感が生まれる。
そんな中、試合が始まった。
僕たちは今までやってきた全てのパワーをぶつけた!!とりあえず、必死に頑張りフルパワーで声を出し戦う。それが、僕たちの早慶戦にかける思いでもある。この試合は勝つことが全てという訳ではない!
この1年に1回の試合の中で選手が少しでも素晴らしい環境の中でプレーでき、大学サッカーが盛り上がって欲しいという思いも入っている。
試合は僕たちの思いが届いたのか今までで歴史上1番の大差5−0で勝つことができた!
そして、試合が終わると声も枯れ、いつものよりもいっそう力尽きてしまう・・・ 今回のこのサッカー早慶戦でもっと大学生の目が大学サッカーリーグに向いてもらえればいいと思う。
ULTRAS WASEDAは常に人員募集中です!!たまに早稲田の試合見たいって人も大学で何かやりたいって人もぜひぜひ連絡下さい!
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