箱根駅伝が終わって早1ヶ月…。「お正月は箱根駅伝!」と新年早々気合を入れて観戦された駅伝ファンの方、そして「山の神様!」と今年の箱根駅伝で駅伝の魅力に取り憑かれてしまった方の中には、2007年は始まったばかりだけれど、なんだかすでに燃え尽き気味…なんて気分の方が多いのではないでしょうか?私自身もその一人。そんな私たちのためにある、「都道府県対抗男子駅伝」通称「ひろしま男子駅伝」を今回は探訪します。
「ひろしま男子駅伝」には、2006年12月から2007年お正月にかけて行われた四大駅伝(全国中学駅伝、全国高校駅伝、ニューイヤー駅伝、箱根駅伝)で活躍した中学生、高校生、大学生、社会人の多くが、各出身県の代表として出場するのです。そう!あの選手のあの走りを、もう一度見れるのが「ひろしま男子駅伝」なわけです。
1月21日に広島県で行われたこの大会を、私は今回現地観戦して参りました!というのも、今年の箱根駅伝をとある理由で現地観戦できなかった私。その悔しさを晴らすべく、今回遥々広島の地まで足を伸ばしたわけです。各区間の距離が短いひろしま男子駅伝なので、全区間制覇は断念。大学生・社会人区間である3区、7区を観戦してきました。
沿道には各都道府県の幟が立ち並び、温かい声援がどの選手にも送られますが、やはり地元広島の人気は格別。広島の選手が通ると、小旗の揺れが一段と激しくなり、「広島!広島!」の大声援。完全アウェーではありましたが、私も早稲田の選手と、私自身の地元・鳥取県の選手が通った時には、負けじと大声を張り上げて応援。選手の皆さん、私の声は届いたでしょうか?また、移動の電車内は各都道府県の応援団の交流の場。私は福島県の応援団と同じ電車になったのですが、箱根駅伝で大活躍だった山の神様こと今井正人選手(順天堂大)の出身県とあって今井選手の話題で電車内は持ちきり。他県の応援団の方も「今回今井君のご両親も応援に来てるの?」と興味津々でした。ちなみに今井選手のご両親は「親離れ、子離れしたらしくて、今回は来てないよ。」という情報を私はゲットしました。
また、ひろしま男子駅伝、現地観戦の魅力はスタート・ゴール地点に設置された各都道府県のブースにもありました。どこからともなく陽気な音楽が…と思ったら、今回県の最高順位を大幅に更新した沖縄県のブースで歓喜の舞。また各地のご当地グルメを販売していたりと、駅伝大会というよりも、ちょっとしたお祭りなのです。
私自身は高校生の時に京都の都大路、そして大学生になって箱根路、今回の広島を観戦していますが、大好きな駅伝を通して全国各地に足を伸ばせるのはとっても幸せな事。さてさて今年は、早稲田の出雲駅伝出場が決まっているのでまず出雲路、是非とも予選会を突破して、伊勢路(全日本大学駅伝)にも連れて行って欲しいなぁ…。なんだかスポーツ探訪のはずなのに、ただの旅行記になってしまう気もしなくもないですが…また各地の駅伝を、ウィルウィンを通してみなさんにご報告したいと思っています。
関連サイト
第12回都道府県対抗男子駅伝公式サイト
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