4月10日、東大-早大2回戦に先立ち、昨日雨天のため中止となった立大-慶大1回戦が行われ、4-2で立大が勝利した。六大学屈指の投手陣の一角を担う竹内大助が3回に立大打線から3点を奪われマウンドを降りるなど「投手王国」慶大にとっては波乱の幕開け。昨秋、5回戦までもつれこむ熱戦を繰り広げながら、慶大に勝ち点を奪われた立大にとっては一矢報いたかたちだ。
慶大、竹内大は3回に3点を奪われマウンドから引きずり降ろされた。この回は更に1点を加えられ、4失点。慶大にとっては、主力投手が早々に崩される想定外の展開だったであろう。しかし、慶大は3年生投手竹内大、福谷浩司を中心に2年生にも好投手を揃える。4回以降2年生投手菊池達郎、白村明弘、3年生投手福谷と継投し、立大打線を無失点に抑えたところに「投手王国」の片鱗をうかがわせた。
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