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 いまやバレー部にとって主軸としてかかせない存在感を見せる柴小屋康行(スポ2)。去年の秋リーグでは前キャプテン石倉弘士(NEC)不在の中、予想以上の活躍を見せ、一年生ながらチームのキーマンとなった。そして、今回は柴小屋に前年を振り返ってもらうとともに、今季の抱負を語ってもらった。





 
柴小屋康行選手プロフィール
早稲田大学スポーツ科学部スポーツ医科学科2年
宮城・仙台二高卒
身長190センチ、最高到達点338センチ

ポジション:サイド

――まずはじめに、去年一年間のバレー生活を振り返ってみてもらえますか。
 大学入学当初は、正直言って何もわからなくて、先輩から仕事を教わって、まずそれをこなしていくっていう感じでした。むしろ試合のことよりもそっち優先だったので、春はまったくといっていいほど出番がなくて、練習で先輩たちと一緒にプレーをして、うまくなれればいいのかなって思っていました。でも、夏の合宿からはお前も使っていくからっていう話をされて、NECとか企業とかと練習したときには少しづつレギュラーメンバーに入れてもらうようになりました。ちょうどその時に石倉さんが怪我をしてしまって、ポジション的にやっぱり未熟的でしたけど出るしかないって状況になったっていうのが、逆に成長するきっかけになりました。秋リーグでは石倉さんが怪我をしていたので、自分が出るしかなかったんです。サブで試合に出る感じだったら、あまりプレッシャーを感じずに、サブだという心持ちでやれたと思うんですけど、自分しかいないという意味で少しつらかったです。自分一人でやっていたらつぶれてたと思うんですけど、春もぜんぜん試合に出ていなかった僕の精神面の弱い部分とかを先輩がわかってくれていたんで、回りが声をかけてくれたっていうのが大きな支えになりました。本当に秋リーグでは先輩に助けられたっていう部分が大きいです。


 

――秋リーグをきっかけに全日本インカレでは満足のいく活躍はできましたか?
 全日本インカレではやっぱり最後にお世話になった四年生にいい試合して終わってもらいたいていうのと、少しでもいいプレーをしてうえに行きたいっていう気持ちがあった。だから、逆に空回りしちゃったのかな(笑)。あと、(秋リーグとは違って)やるしかないって状況じゃなくて、心のどこかではいざとなったら石倉さんがいるからって思っていたみたいでプレー面で守りにはいってしまいました。

――話は変わりますが、寮の生活を一年間してるわけですが、もう生活には慣れました?
 生活は難なくこなしています。でも僕一人だとだらしないんで、(黒木)陸(スポ2)とはお互い時間に注意しあって、生活していました。あと、僕は朝弱いんで、(北沢)浩(スポ2)に朝はよく助けてもらっていました。でも、あいつが寮をでてしまったので・・・(笑)。

 

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(TEXT=村山裕太、PHOTO=横山真弓、バレーボール部提供)

 

 


 
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