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2005/4/15 [漕艇部]

早慶レガッタ直前!漕艇部主将 布施太一選手インタビュー


 毎年熱い盛り上がりをみせる早慶レガッタ。今年もその季節がやってきた。昨年は惜しくも慶大に完敗。今年はその屈辱を晴らすことができるのか。早慶レガッタ4年連続出場の主将布施太一(教育4)に大会直前、今の気持ちを聞いてみた。

 
漕艇部主将布施太一(教育4)

――早慶レガッタも目前ですが、チームの雰囲気はどうですか?
 チームの雰囲気はとても良くて、調子もこの1週間で非常に上がってきています。お花見レガッタも自分達の中で成長できるポイントであったし、観漕会も課題を課してきて狙ったところが出来てきているので、順調ですね。本当にあと少しという感じです。

――様々な試合の中で早慶レガッタというのはどのような位置づけですか?
 最終的な目標は全日本大学選手権優勝ですが、節目節目で勝っていかなくてはいけないわけで、そのポイントのひとつとして早慶レガッタがあるので、絶対に負けられない試合です。大学日本一になるというプロジェクトを成功させるためのひとつのポイントですね。絶対に逃せないです。

 

――布施さんは4年連続で早慶レガッタに出場されていますが、キャプテンとしてむかえる今年は今までとは違いますか?
 そうですね、全然違うというのが正直な話です。後輩の面倒も見なくてはならないし、部の全体の状況も見渡さなくてはいけないので大変ですが、僕と同期の4年生が特に色々な面でバックアップしてくれるので、自分のやりたい様に監督やコーチと話し合って方向性自体は順調にいっています。主将としてはとりあえず順調にきているかなという感じです。

 
座右の銘は感謝とプライド。

――ボートには様々な種目がありますが、レガッタの目玉でもあるエイト(8人+コックスと呼ばれる舵手が乗る)についてその特徴や魅力を教えていただけますか?
 エイトの特徴はあらゆる種目の中で一番速いことですね。それは特徴でもあり、魅力でもあります。一番迫力があって一番速い。エイトというのは、ひとりだけのスタープレイヤーがいても勝てないし、いかに8人の力をあわせるかというのが本当に重要です。やはり8人もいれば一番上の選手と一番下の選手がいて、その間にはどうしても差ができてしまうのですよ。その差が大きければ大きい程、一体感は出しにくくなります。それをいかにひとつのチームとして作り上げるかというのが難しいですが、一番面白いと思います。

――布施さんのポジションはどこですか?またその役割は何ですか?
 ポジションは7番です。進行方向からみて、コックスがいてストロークがいてその次です。ストロークの漕ぎに全員が合わせて動いていくので、それを正確に後ろに伝えるのが僕の役割ですね。  

――今回のエイトチームの特徴はどこですか?
 去年と比べるとスターというかエースがいない、そこまで飛びぬけた選手はいないので、そこは逆にまとまることで力を出していきたいです。今年はエイトを組む期間が去年の倍ぐらい長くあったので、だいぶ一体感もでてきていて、それが武器というか絶対に負けないというのはありますね。  

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関連URL
早稲田大学漕艇部公式サイト
早慶レガッタ公式サイト
日本ボート協会公式サイト

(TEXT、PHOTO=横山真弓)
 


 
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