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  松永健太選手×二木健太選手 対談

 最終回である今回は主将のライト松永健太とセンター二木健太(スポ4)の健太コンビの対談をお届けする。今季のチームはあと一歩というところで思うような結果は残せていないが、二人の安定した活躍が全日本インカレで勝ち進んでいくためには必須だと言える。最後の全日本インカレを目前に控えたこの日、今までの思い出や意気込みを語ってもらった。


学生主体のチーム



 

攻守に渡ってチームを支えるキャプテン松永健太(スポ4)

――今年の結果(春4位、東日本インカレベスト8、秋5位)を通して振り返ると?
松永: 当たり障りない感じですかね。でも正直東日本は優勝狙えたと思うんだけど、4年生が教育実習で結構抜けてたし、チームがまとまりきれてなかったってのがあったと思う。でも一歩間違えたら優勝できたと思うけど。
二木: 間違えたらね(笑)。間違えたらできたよね。
松永: 最低でベスト8、最高で優勝みたいな感じでその最低になっちゃったんです。

――今年のチームで良くなったところは?
松永: 春から秋でポジションがちょっと変わったんですけど。僕がライトに入って。春よりはサーブレシーブからの切返しが良くなったんじゃないですか。ただ得点が取れないというか筑波とか東海に0-3で負けてるのも、全部21点とか23点とかまでいってるのに、大事なところでサービスエースが取れなかったりブロックが出なかったりとかそこの差だと思うんですよね。秋はサーブカットからの切返しは良かったよね?
二木: リーグが始まる前の不安から比べたらすごい(笑)。
松永: 秋は僕がスパイクあんまり打たずに圭(藤森圭・スポ3)と(サーブ)カットを頑張ってたんでそれで結構チームは安定したし、うまく回せたと思うんですよね。それで二木のクイックの本数とかも増えたと思うし。二木はスパイク決定率2位だったもんね?
二木: まぁ規定本数足りてないけどね。
松永: 規定本数があともうちょっとな感じで。でもサーブカットからの切返しはその数字を見ても良くなったのがわかると思う。
二木: みんな(スパイク)決定率は良くて。多分それは1本目がうまく返ってるからだと思う。

――二木くんは秋から活躍していますが?
二木: 夏の合宿からチームに入れてもらって、でもあんまり活躍はしてないと思うんですけど…
ウィルウィン: 十分してますよ!
松永: してるらしいよ(笑)。
ウィルウィン: スパイク決定率2位はどうですか?
二木: いやぁー(笑)まぁ実質は2位じゃないから。セッターがうまく使ってくれたってのが大きいです。
ウィルウィン: セッター(北沢浩・スポ3)との相性はどうですか?
二木: いやうまいですよ(笑)。打たせてもらってるんで。まぁ多少自信はつきましたけども。


 

身長2mのセンター二木健太(スポ4)

――去年は徳武(正哉・スポ2)くんがレギュラーでしたが、その時はどんな気持ちで?
二木: がんばれーって(笑)。
一同:
二木: 応援してました。
ウィルウィン: レギュラーとってやろうっていう思いは?
二木: 取りたいとは思ってましたけど…

――徳武くんと比べて自分のいいところは?
二木: あいつからは見習うところの方が多いんですよ。経験が豊富だし基礎が体に染み付いてるっていうか。僕はうまさっていうのが皆無なんでそこは欲しいですね。
松永: ブロックは徳武の方がうまいかもしれないけど二木にはクイックがあるから。あとはもうちょっとブロック頑張ってくれれば(笑)。

――2年生から試合に出ているという松永くんの魅力はどこにあると思いますか?
二木:
松永: :特にないよね(笑)。特にないところが長所なんじゃないの?
二木: そうそう(笑)。そつないっていうか。特に花のあるプレーはないんだけど、色んな意味でのつなぎ役って感じですかね。今は不器用な選手がいっぱい入ってるんでそういう選手は必要だと思います。

 

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(TEXT、PHOTO=横山真弓)

 

 


 
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