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[男子バレーボール部] 

男子バレーボール部 東日本インカレ総括


藤森圭

 6年ぶりに北海道開催となった第25回東日本大学バレーボール選手権大会。これは、春季リーグでの課題を克服し、秋季リーグ、全日本インカレへと弾みをつける真夏のバレーの風物詩とも言える大会である。春季リーグで4位という結果を収めた早稲田大学は、第4シードとして戦うこととなった。

 シード校のため、初日は試合がなく2日目からの試合参加ということになった。対戦相手は、練習試合をを行うことの多い東京学芸大学。東京学芸大学は昨年の秋季リーグより2部リーグに昇格し、春季リーグでは古豪・亜細亜大学を破り5位となった。粘りのレシーブが持ち味で非常にまとまりのあるチームである。しかし、実際の試合では早稲田は高いブロックとコンビバレーで学芸大を圧倒。相手に主導権を譲ることなく練習試合通り、1部の貫禄を現す結果となった。

国士舘戦

 大会3日目は、ベスト4をかけ1日2試合を行う非常に厳しく、まさに最大の山場である。1試合目は、東北リーグ準優勝の東北福祉大学との対戦。第1セットは、相手ミスにも助けられ難なく先取する。この勢いでそのままセットを連取したいところであったが、セットポイントから握ってからミスを連発。最後は粘り負けし30−32で落としてしまう。ここで目覚めた早稲田は、ミスを減らしセッター北沢浩(スポ3)を中心にしたコンビバレーとブロックで圧倒し第3セットを取り返す。第4セットもジュースまでもつれ込むも、今度は冷静に相手攻撃に対応し福祉大を振り切った。この試合は、ミスが多く自らの首を絞める結果となったため、準々決勝への課題となった。

 準々決勝の相手は、中央大学。リーグ戦は早稲田に次ぐ5位であり、決して侮ることのできない相手である。第1セットは、両者一歩も譲らぬ展開であったが、サーブカットからの切り返しに成功した早稲田がセットを先取した。続く、第2セットは中央ペース。相手セットポイント後に粘りを見せ、23点まで追い上げるも間に合わずセットを取り返される。第3セットも中央の勢いを止められず、セットを連取され先に王手をかけられてしまう。このままでは終われない第4セット、序盤からミスを連発する相手に対し、自分たちのプレーを終始貫くことができ勝負の行方は最終セットへ。緊迫した状況で、サービスエースを取られるなど自分たちの力を出し切ることができずスコアは12−14と絶体絶命の場面に。ここで、相手の2連続スパイクミスで奇跡的に同点に追いつくも、最後は早稲田のサーブミスとスパイクミスで17−19で敗れてしまった。

新キャプテンの藤森選手

 全日本で抜けた福澤の穴を全員で埋めようとチームとして1つになった中央に対し、教育実習こそあったがメンバーが全員揃い慢心してしまったことが敗因ではないだろうか。総得点では同点となったこの試合、技術としての差ではなくチームとしての意識が勝敗を分けてしまった。

 今年の東日本インカレを前年の成績を上回ることができずベスト8で終えた早稲田。夏季休業中は、もう一度個々の役割を確認し、パワーアップした「全員バレー」で秋季リーグに臨む。

 

 

 

(TEXT、PHOTO=早稲田大学バレーボール部主務、弘津知樹)

 


 
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