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  ア式蹴球部中川裕平選手×松本怜選手対談

 一部リーグ復帰の年となり、インカレでも躍進した2006年度のア式蹴球部。今回はその中でもルーキーながら多くの試合に出場しチームに貢献した、四日市中央工業高校出身の中川裕平選手(社学1)と青森山田高校出身の松本怜選手(スポ1)の対談を二回にわたってお届けします。(なお、この対談は12月16日に行いました)高校サッカーの強豪校から早稲田の門をたたいた二人は、大学生活一年目をどのように過ごしたのでしょうか。


 

中川裕平 プロフィール
社会科学部1年
出身校 四日市中央工業
06U-19日本代表候補

―― 一年生にして多くの試合に出場し、活躍していましたね。
中川裕平選手(以下中川): レベルが高い中でスタメン取れたのはいいんですけど、それを継続してやることの難しさが分かりました。今は(試合に)出れてないんで、また継続して出られるようにしたいです。
松本怜選手(以下松本): 大学入る前は全然レギュラー取れるなんて思ってなかったんで、レギュラー取れて頑張ろうと思ってたんですけど、後期に入ってずっと怪我ばっかりでサッカー自体をあんまり出来なくて。最近復帰したので、レギュラーをもう一度取り戻そうという気持ちはあります。
ウィルウィン: もう大丈夫なんですか?
松本: 最近復帰して頑張ってますけど、まだ微妙ですね。膝をやった後、足首やっちゃって。それで一ヶ月くらいずっとサッカーやってなくて。まだ本調子ではないんですけど、まぁだいぶ回復して。
中川: 怜は一回治ったんですけど、またすぐ怪我しちゃって。「あれ、復帰したのにまたいねぇ〜!」みたいになっちゃって。

――大学のリーグ戦を戦ってみていかがでしたか。
中川: 関東のリーグはレベル高いと思うんで。高校でやってた時と違ってフィジカルも強いし、そういう部分で自分ももっと向上しないとダメだなって思いました。
松本: 自分も、やっぱり大学ではフィジカルがけっこう中心になってるから、高校とは違ってもっと強さがないとダメだなって課題ができました。

――試合中お互いに、あるいは選手同士で話し合ったりは?
中川: 自分のことで精一杯で・・・。言われるだけです(笑)。
松本: 言われることをやるだけって感じで。
中川: (先輩から)高い要求されるんで、それについていくのが精一杯です。


 

松本怜 プロフィール
スポーツ科学部1年
出身校 青森山田
05U-18日本代表候補

――フィジカルの話が出ましたが、高校と大学の違いについて他に感じることは?
中川: 大学は自主性がすごい大事になってくるんで。高校の時は朝練とかもあって放課後もしっかりと練習!って感じだったんですけど、大学は練習時間も短いし、その中でどうやってこなしていくかって感じです。
松本: 早稲田のサッカーはやっぱり個人個人がすごく能力高いから、もっと自分自身で、自主練とかして努力しないとダメだなって感じです。

――これまでに(12月16日の時点で)思い出に残っている試合は?
中川: 一点だけ決めれたんです、俺☆
ウィルウィン: 後期の国士館大戦ですよね。
中川: それがもう超嬉しかったんです。リーグ戦で点取れると思ってなかったんで。
松本: 自分も初めて点を取った前期の学芸戦ですね。
ウィルウィン: きれいな形でのゴールでしたね。
松本: あれが決められて本当に良かったです。

――大学に入って、高校時代のチームメイトと対戦することは?
中川: 俺は(高校のチームメイトが)関東には来てないので。対戦はないですね。
松本: 自分はもう2・3回あって、国士舘のやつと当たって日大のやつとも当たって。日大戦は総理大臣杯の予選だったんですけど、自分点決めたんですよ。それでその時のマークが高校同じで、しかも小学校中学校も一緒なんですよ、そいつ。ずっと一緒で。そいつと対戦して点決められて本当に嬉しかったです!
ウィルウィン: それは白熱しそうですね。
松本: そいつその試合退場したんですよ、途中で(笑)。レッドカードで。「お前やらかしたな。」とか言ってました。
ウィルウィン: 一緒にやっていた選手との対戦はやっぱり楽しいですか?
松本: 楽しいっすね。燃えますね。

 

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(TEXT=五十嵐文子、PHOTO=横山真弓、神崎風子)

 

 


 
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