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  ア式蹴球部 山本脩斗選手インタビュー

 精鋭の士が揃うチームにおいても、この二人は一際異彩を放っている。リーグ戦10得点7アシストと格の違いを示し続けた闘将・兵藤慎剛 (スポ4)と、20得点をたたき出し2年連続得点王に輝いたエース・渡邉千真(スポ3)。リーグ戦ベストイレブンにも選出された二人の活躍が、無論インカレでも勝利の鍵を握っている。トーナメント戦を控えた年明け、穏やかな表情で現れた二人に、リーグ戦やインカレについて語ってもらった。
(*このインタビューは1月4日に行ったものです。)




 

兵藤慎剛主将 プロフィール
スポーツ科学部4年
出身校 国見高校
171・65・B型
第24回ユニバーシアード日本代表
2008年度横浜F・マリノス加入内定

――リーグ戦を振り返って。
兵藤慎剛(スポ4、以下兵藤): やっぱり一年間通して戦うのは難しいなっていうのがあって、前期はチームとして完成されてなかったというか、苦しい戦いが続いてなかなか自分達のサッカーが出来なかったんですけど。後期になって勝負強さというのがだいぶ出てきて、後期のような試合を前期でもしていれば良い結果が出て優勝出来たと思うので、そういう点で徐々に良くなってはきたけど、悔しいリーグ戦でした。
渡邉千真(スポ3、以下渡邉): 前期に3連敗とかあって、波が激しかったかなっていうのはあるんですけど、後期は連敗が続かなかったんで、後期のような試合を続ければ他のチームに負けないと思うし、後期は良かったんじゃないかなぁと思います。
兵藤: (後期の)ラストの数試合が全部強いチームだったんで、強いチームに勝てたっていうのはインカレにも良い形でつながったと思います。
渡邉: 法政とは特に5連敗くらいしてたんで、今までの借りが返せて良かったです(リーグ戦最終節、vs法政戦1−0)。
兵藤: 法政とは今年(2007年度)2回やって2回とも負けてはいたけど、内容的には負けた気がしない試合だったんで、いけるかなぁと思ってました。
ウィルウィン: リーグ戦での自身のベストゲームやベストゴールは?
渡邉: 僕は後期の駒澤戦でハットトリックしたゴールが一番印象に残ってます。
兵藤: リーグ戦初戦の国士舘戦で自分が一番初めにゴール決められたんで、それは良かったかなと思います。


 

渡邉千真プロフィール
スポーツ科学部スポーツ文化学科3年
国見高校出身
180.9cm 75kg

――ベストイレブン選出や得点王など、自身の活躍について。
渡邉: 得点王は、去年よりもゴールを取ろうっていう目標があったんで、それが達成できて良かったです。その結果がベストイレブンにつながったんじゃないかなと思います。でも20点取れたのは兵藤さんとか修人さん(鈴木修人スポ4)とか周りのおかげでもあって、自分はゴール前でちょこっと決めれば良いので。
ウィルウィン: 2年連続っていうのは本当にすごいですよね。
兵藤: やばいっすね。このまま3年連続でいこっか!。
渡邉: そうですね。お願いします。
ウィルウィン: 来季は何点くらい取ってくれますか?
兵藤: 21点だね!目標は高く(笑)!
渡邉: じゃあ目標高く21点で(笑)。
ウィルウィン: ここはもっと、どーんと30点くらいって言ってほしいところです (笑)。
兵藤: あっ、22点にしよう!22点なら一試合に1点だから。
渡邉: そうっすね、じゃあ22点で!
ウィルウィン: では兵藤選手はベストイレブン選出を受けていかがですか?
兵藤: 去年も取らせていただいて、嬉しいですけど、でも本当にチーム全体が強くないとベストイレブンに選ばれないと思うんで、周りがいたから取れたっていうのが一番大きいですね。


 

 

――リーグ戦でのお互いの印象。
兵藤: 千真は2年生の時より点も取れてるし、チームの中心になってくれてストライカーとしてキツい時に点を取ってくれるっていうのが今年はけっこうあって、下の学年からそういう刺激があるのはすごい良いことだなって。そういう部分で攻撃の中心になってくれてとても良かったと思いますけど、簡単なシュートを外したところもけっこうあったんで、そこさえ決めてくれれば、難しいシュートは本当にすごいんで、そういうところを全部決めてくれれば来季は30点取れるんじゃないかなぁと思います。
渡邉: 兵藤さんは、キャプテンとして練習でも試合でも先頭に立ってチームを引っ張ってくれてる姿を見て、自分もついていきたいなぁと思って。兵藤さんも大事なところで点を取ってくれて、助かります。
兵藤: ありがとうございます!!

 

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(TEXT=五十嵐文子、PHOTO=五十嵐文子、神崎風子)

 

 


 
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