WasedaWillWin.com
 


  

 今年の箱根駅伝で山下りの6区を任された加藤創大(スポ2)。1年生ながら、早稲田記録を塗り替えるタイムで区間9位と健闘。またその2ヵ月後には立川ハーフで準優勝、ユニバーシアード(8月・タイ)の出場権も獲得。2007年、最高のスタートをきっている加藤選手に、昨年を振り返ってもらうと共に、今年の抱負を語ってもらった。





 
加藤創大プロフィール
早稲田大学スポーツ科学部2年
5000m自己ベスト 13分59秒34
愛知・愛知高校出身

――大学に入学して一年が経ちましたが、どんな一年間でしたか?
 昨年一年間は、結果が残せてなかったですね。箱根は出してもらって、そこそこ走れたんですけど、(5000mの)自己記録は高校の記録を変えられず、結構伸び悩んだ一年でした。

――成長を感じた点はありませんでしたか?
 距離が走れるようになりました。高校の時は試合でも5000mまでしか出た事がなくて、入学当時も全然走れなくって。でも練習を積んでいったら、結構スタミナが付きました。

――では高校生活とのギャップで困った事はありませんでしたか?
 一年生は寮の仕事が多くて、朝も早く起きないといけないんです。選手になったら(仕事が)免除されたりする事もあるんですけど、僕は全然走れてなくて、選手にもなってなかったので、ずっと仕事をやっていてきつかったですね。でもまぁ…結構大丈夫でした(笑)。


 
箱根では5年ぶりのシード権獲得に貢献

――箱根駅伝では山下りの6区に選ばれましたが、どのような経緯で決まったんですか?
 監督やコーチが練習を見ていて走れそうだと思った人を、下りで一度走らせたんです。その時僕がそこそこ走れたので、適正があると思われたんですね。

――実際に走ってみて、やっぱり自分に向いていましたか?
 そうですね。下りは結構スピードが出るんですが、スピードが出ると乗ってこれるので。下りはすごく好きですね。

――記録は早稲田記録でしたね。
 はい。早稲田記録はあまり良い記録ではないので、もうちょっと個人的には(上に)行きたかったなっていうのはありますね。下りに関しては全然満足してないです。

 

1/2

 

(TEXT=神崎風子、PHOTO=横山真弓、五十嵐文子)

 

 


 
WasedaWillWin.com HOMEへもどる