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 中高時代を卓球の名門・秀光中等教育学校で過ごし、スウェーデンへの卓球留学も経験。まさに卓球一筋でありながら、広い視野を持っている2年生の西田選手に、早稲田での一年目の感想と、将来の目標についても語ってもらった。今注目の女子卓球部の部員である彼女は、どのような大学生活を送っているのだろうか。





 
西田渚選手 プロフィール
教育学部2年
秀光中等教育学校出身
インターハイ団体優勝
サフィール国際卓球大会出場

―― 一年を振り返ってみて、どうでしたか?
 早かったですね。わからないことばかりだったので、慣れるのに精一杯でした。

――高校と大学はどのような所が違うと感じますか?
 高校では練習時間が4〜9時と決められていたけれど、大学では学業とのバランスを考えて自分でマネージメントしながら練習しなくてはいけない感じです。

――キャンパスライフは楽しいですか?
 そうですね。でも練習があるので、授業の後とかは友達と合流できなくて…それはしょうがないけれど。クラスコンパもまだ2回しか参加できていません。あ、でも友達はいます(笑)。

――学業との両立はできていますか?
 何とかフル単でした(笑)。卓球部は両立できている人が多いです。私は教育学部で練習場が校舎の隣だったので、授業の合間に練習できました。例えば3・5限がある時は4限に練習場に行って、また着替えて授業に出たり。今年からは教職と図書館司書の資格も取る予定です。自分の首を絞めてしまっている(笑)。


 

人数が少ないので仲が良いという女子部員達。休日も一緒に遊び行くとか。

――部活との両立が大変そうですね。
 そうですね。でも、部活と学業との両立は絶対ですね。途中でどちらかを投げ出すのは絶対に嫌です。自分の中で(具体的な)目標を見つけることができると、それを目指すから途中で投げ出せなくなるんです。
 スポーツやってる人間って何かを達成する喜びを知っちゃってるから、やめるわけにはいかない、って思っちゃう(人が多い)。辛い練習とかって、別に(わざわざ)やらなくてもいいんですよね(笑)。でもそれを追い求めてしまう。
 やりたい事が多すぎて、体が二つあったらいいのに、1日30時間あればいいのに、なんて思ったりはします。

―――新一年生を迎えましたが、どのような先輩でありたいですか?
 行動で示せるような先輩になりたいです。言わなくても「そうやってやればいいんだな」思ってもらえるような。背中で語る先輩になりたいです。部にはそういう先輩が多いので。口で言うんじゃなくて「こうやるんだよ」見せてくれる。高校の時は後輩に口で注意したりしていましたが、大学では言わなくても分かり合える関係をつくりたいですね。

――仲の良い部員の方は誰ですか?
 女子卓球部は人数も少ないので、皆仲が良いです。梶本先輩(梶本麻莉菜・教育3)とは中学・高校の時から仲が良いですね。大学に入ってから更に仲良くなりました。萌美(照井萌美・教育1)も中高から仲が良いです。 愛ちゃん(福原愛・スポ科1)も気を遣ってくれて、よく話しかけてくれます。

 

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(TEXT=田辺里奈、PHOTO=神崎風子、卓球部提供)

 

 


 
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