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平賀選手の駅伝シーズンでの成績
出雲駅伝:6区 区間4位
全日本大学駅伝:4区 区間3位
上尾シティマラソン:ハーフマラソン 優勝(63分44秒)
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――大学初駅伝となった10月の出雲駅伝についての評価は?
走り自体はそこまでは悪くなかったと思うんですけど、やっぱり最後で東洋と競ってて負けてしまったんで、どちらかといえばあまり良くなかったっていうイメージの方が強かったですね。でも、そこそこは走れたと思います。
――いきなりアンカーという大役を任されましたが。
自分が走る前で一時はトップとかだったんで、それを見たときはヤバかったです(笑)。それまではあんまり緊張してなかったんですけど、ふとテレビ見たら1位で、一気に緊張してきて。
――11月の全日本大学駅伝については?
全日本は結構いい位置で襷をもらえたので、自分の時に先頭にも立てて結構良い走りが出来たんじゃないかなと思います。まあまま良かったと思いますね。
――二つの駅伝を走って感じた自身の収穫と課題は?
収穫は長い距離でも走れるなっていうのが自信になったことで、課題はラストをもっと切り替えられるようになればいいなと思いました。
――その後の上尾ハーフでは、初出場で優勝を果たしましたね。
大会を迎えるまでは、そんなに調子が良くなかったので、あんまり(結果は)狙ってなかったんですけど、走ってみたら結構走れたんで自信になりました。(ハーフマラソンという距離は)思ったほど長く感じなかったですね。
――秋以降安定して走れている要因はどんなことだと思いますか?
まあ、何ですかね…。練習を積んでしっかりここまで走り込めたのが良かったんじゃないかなと思います。
――平賀選手自身の持ち味は?
安定しているというか…。そんなに特別そう思ってたわけではないんですけど、最近のレースでは結構安定して走れてるなと思うので。
――ここからは箱根駅伝について伺います。箱根を控えた現在の心境は?(取材を行ったのは12月6日)
やっぱり先輩に話を聞くと、箱根は全日本や出雲と比べても、全く違うと聞いているので、そういうのを聞くと楽しみだなと思います。
――平賀選手が思う箱根駅伝のイメージは?
やっぱりとても注目されている駅伝だと思います。憧れもありました。
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周りを気にせず、マイペースで競技に取り組む平賀選手は、プレッシャーはあまり感じないという。
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――現在のコンディションはいかがですか?
今は集中練習をやっている最中なんで、ちょっと疲れが溜まってきたかなという感じです。集中練習が終わってまた調整に入るんで、そこでしっかり箱根に合わせられればいいなと思います。順調には来ていると思います。
――箱根で走りたい区間は?
具体的にどこかは決まってないんで、任せられたところをしっかり走れるようにしたいなと思います。個人的にはどちらかと言えば、往路を走りたいですかね。
――将来的にはエース区間の2区や山上り(5区)をやりたいなどの希望はありますか?
上りが苦手なんで山はちょっと…。ですけど、将来的には主要区間を走れるように力をつけていきたいです。
――早稲田での4年間を通してどんな選手に成長したいですか?
チームの中心というか、チームを引っ張っていけるような力をつけたいです。
――では、将来的には主将をやってみたい?
そういう希望は特に…。主将は高校の時の主将(佐々木寛文選手、スポ1)がいるので。彼の方が向いてると思います。
――箱根での目標は?
もちろん総合優勝です。
――他チームの選手などで意識する選手は?
やっぱり高校時代一緒にやってた仲間っていうのは全員気になるというか、負けたくないという気持ちは特にあります。
――最後に応援してくれるファンの方々に向けて、意気込みとメッセージをお願いします。
応援して下さる方への感謝の気持ちを持ちながら、精一杯頑張りたいと思います。
平賀選手の競技にも学業にも真面目に取り組む姿勢は、まさに学生の鑑と言えるだろう。また、ルーキーらしからぬ冷静で安定した走りの背景には、現状に満足することなく、敢えて厳しい環境に身を置き、地道に努力することができる彼の「ひたむきさ」があった。そして、昔からの憧れで「走るのが楽しみ」だという箱根の舞台。初の箱根路でも臆することなく、持てる力を出し切ってほしい。
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