近藤洋史主将(スポ4)
――4年生で主将として最後の早慶戦でしたが、どういった気持ちで臨まれましたか
本当に最後の早慶戦ですし、今まで2連勝していて、絶対に3連勝したいという強い気持ちで臨みました。
――まず前半戦を振り返ってみていかがでしたか
なかなかボールキープだったり守備の面でもうまくいかないところがあったりしたけど、これが早慶戦だなというか、こんな感じだろうなと思ってたんで、スコアもゼロゼロだったんで焦らずしっかり後半やっていこうと思いました。
――前半を終えて、ハーフタイムの時に、後半はこうしていこうといった話しはメンバーとされたのですか
もっとゴールに向かって行こうというか、積極的にゴールを仕掛けていかないと相手にとって怖くないんで、もっとゴールに向かって仕掛けて行こうということを話しました。
――後半を振り返ってみていかがでしたか
得点が入って積極的なプレーも出てきて、点が入ったあともみんなノッテきて、前へ前へという意識が強くなったんだろうと思います。
――近藤選手のコーナーキックが上形選手のゴールへの決め手となったと思うのですが、そこはどう評価してますか
前半からコーナーは自分のイメージ通り蹴れていましたし、自分としてはすごいチャンスだなと感じてたんで、決まってよかったなと思っています。 ――試合後の写真撮影では、選手皆さんの笑顔が輝いていました。そのときはどういう気持ちでしたか 勝って本当に嬉しかったですし、なんかほっとしたという気持ちでした。 ――今日は1万人を超える観客がこの早慶戦を観に来ました。最後に応援してくださった方々にメッセージをお願いします。 今年国立から等々力開催に変わって、まあ色々大変なことも、運営側であったりする方のおかげでもあるし、この早慶戦を観に来てくれて、パワーを与えてくれる応援をしてくれた人たちに本当に感謝しています。
松澤香輝副将(スポ4)
――今日の試合を振り返って
この4試合1得点8失点という自分個人としては情けない結果だったので、今日はとにかく無失点で終われたことが良かったです。
――リーグ戦では守備を崩されてからの失点が続きましたが、どのような課題を持って臨みましたか
前半の守備はチームとして全く機能しなかったので、DFラインだけではなくてボランチもセカンドボールを拾うことだったり、FWしっかりボールを奪うことだったりを出来なかったりが守備の課題でもあったので、今日は自分たちの強みとしているボールを奪う守備だったりが発揮できるように立ち上がりは意識していました。ただ今日の試合の中でも守備がよかったと言われればそうではなくて、決められてもおかしくなかった場面もありましたし、今後の課題にしていきたいと思います。
――早慶戦という舞台のピッチを実際に踏んでみて
2年、3年と早慶戦のピッチに立つことが出来ていて、今日は緊張と言うのはなかったですけど、今まで4試合勝ててなかったというプレッシャー、責任を4年として感じていたので勝たなければならないと自分にプレッシャーをかけて臨みました。
――リーグ戦と定期戦の気持ちの持っていき方は違いますか
定期戦というのは年に1回の学生がこの日のために何か月もかけて準備をしてきているので1試合の重みというのは間違いなくリーグ戦と比べたら大きいと思います。この試合で勝てなかったら人生が変わってしまうというか、それが卒業後も一生ひきずってしまうことになると思うのでプレッシャーをかけていきました。
――今の気持ちとしては勝てた喜びよりほっとした気持ちのほうが大きいですか
やっぱり試合が終わってみて、喜ぶに喜べないというか。嬉しかったんですけどようやく勝てたなという気持ちもありますし、今まで本当に申し訳なかったなという気持ちもありますね。
――今後のチームの抱負、個人としての抱負をお願いします
チームとしては関東リーグ優勝というところを自分が入る前からずっと掲げていた大きな目標でもあるので本当に専修に4連覇はされたくないですし、自分が入ってから5位、3位、2位と順位が上がってきているので、ここは優勝しかないなという感じでいます。多くの人の期待の中にリーグ戦優勝というものもあると思うのでチームとして第一にその目標を達成できるような準備をしていきたいと思います。個人としてはリーグ最少失点チームというのをこだわってやっていますし、その失点数に対してこだわりを持つことが出来れば試合の中でもミスが許されないような緊張感を持ってプレーできますし、自分自身のプレーも磨かれると思っています。ベストイレブンというタイトルも2年の時に取っているので今年は取りたいなと思っていますので、リーグ最少失点これを目標に頑張っていきたいと思います。
上形洋介(スポ4)
――今日の試合を振り返って
最後の早慶戦だったので、一秒一秒をかみしめながら楽しめたと思います。
――今日はどのようなプレーをこころがけていましたか
足元のうまさというよりは、球際で戦ったり、ボールを必死で追いかけたりというひたむきな姿を皆さんには見せたかったし、そういうプレーが見に来てくださった人たちの心を震わせると思ったので、そのようなプレーを心掛けました。
――早慶戦は3連覇となりました
今まで勝ち続けていた中での試合だったので、本当にプレッシャーがありました。最近は勝ちきれない試合が多かったので、今回勝てたことはチームとしても個人としても自信になります。
――勝因はなんだと思いますか
試合に負けたあとからみんなの目つきは変わりましたし、そういったものを今回出しやすい環境でしたので、みんなの後押しがあってそのなかで勝てて良かったです。
――MVPをとった感想は
嬉しいです。支えてくれた方々に感謝しています。
――上形選手が選ぶチームのMVPは
全員にあげたいんですけど、やっぱりキャプテンである(近藤)洋史ですね。ここまでチームを引っ張ってきてくれましたし、試合でも皆を引っ張ってくれました。
――早慶戦の魅力とは何ですか
早稲田大学と慶応大学の伝統やプライドがぶつかりあう、Jリーグにもないような熱い試合だと思います。
――早稲田というチームの自慢は
ボールがゴールラインを割るまで一人ひとりが100%で走って、ボールがとれない時でも身体を投げ出したりだとか、そういったひたむきさや泥臭いプレーは早稲田にしかできないものだと思います。
――後期の早慶戦への意気込みをお願いします
最終節なので、早慶戦で優勝を決めるような、早稲田も慶応もそのくらいの位置にいられるように頑張りたいです。それでこそ最高の早慶戦になると思うので、まずは自分たちがそこまで勝ち続けて、慶応と一番良いシチュエーションで試合ができるようにしたいです。
近藤貴司(教4)
――見事勝利されましたが今のお気持ちはいかがですか
応援してくださる方々の期待を感じながらプレーしたので、その中で1−0でしたけど勝てたことは本当に良かったなと思います。
――どのような気持ちで早慶戦に臨まれましたか 勝つことで後輩にも3連勝という伝統を残すことができるので、勝つことだけを意識して臨みました。自分が1年目の時に3連敗して、今年勝てれば3連勝ということで先輩たちの3連勝してほしいという想いも聞いていたので、勝てて本当に良かったです。
――近藤選手にとって4年目、最後の早慶定期戦でした
そうですね。ですが今までとそんなに変わりはなかったですね。ただ普段観に来られない友達がたくさん観に来てくれていたので、モチベーションは高かったです。その中で自分はゴールを決めることができなかったので、まだまだ実力不足だなと感じました。
――試合を振り返って、前半は慶應に攻められる場面も見られました
慶應におされるシーンもありましたが、自分たちもチャンスを作ることはできていたと思います。しかしゴールを奪えなかったので、まだまだ自分たちの実力が足りていないなと前半は感じましたね。
――後半に入ってすぐ上形選手がゴールを決めましたね
洋介決めたなーやっぱもってるなーと思いましたね(笑)
――後半は近藤選手が右サイドをも駆け上がるシーンが何回も見られました
ゴールが決まった後は慶應が前がかりになって、自分のところはフリーになるなと感じていたので、余裕をもってプレーすることができました。
――御自身のプレーを振り返っていかがでしたか
チャンスはつくることができましたが、ゴールやアシストはできなかったのでまだまだです。
――チームとしてはいかがでしたか
1点とって最後の最後まで体を張って守れた部分は良かったです。しかしゴール前の精度や質は全然だめだったので、試合内容に関してはそこまで満足はしていないです。
――1万人を超える観客の声援もすごかったですね
観客の方の声援は本当に力になりました。最後は苦しい時間帯だったのですが、応援してくれている方々の声を感じて、それがエネルギーに変わって最後まで走りきれたので、本当にありがたかったです。
――しばらくすると後期リーグ戦も始まりますが、そこに向けてどのような準備をされる
つもりですか
とにかく一人ひとりがレベルアップしなければ後期リーグは勝てないと思うので、チームとしてというよりは、とにかく個人のレベルアップを図れるように頑張っていきたいです。
――最後に応援してくださった皆さんに一言お願いします
今シーズン関東リーグやアミノバイタルカップ、天皇杯で結果を出せずにいた中で、今日は結果で恩返しをしたかったので、応援してくれた方々と歓喜を味わうことができて良かったです。応援ありがとうございました。
関連URL
早稲田大学ア式蹴球部
公式サイト
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