日本陸上連盟は11日、ロンドン五輪陸上日本代表選手を発表した。
日本勢の五輪陸上枠は40名(一部リレー種目を除く)。選考ポイントは「期待する大会でしっかりと結果を残しており、世界と戦える勝負強さが備わっていること」だ。
早稲田から選出されたのは2名。
やり投に日本選手権で優勝を果たしたディーン元気(スポ3)が、そして4×100mRには日本選手権100m2位で勝負強さを見せた、成長著しい九鬼巧(スポ2)がメンバー入りを果たした。
ディーンは同じく出場を決めた村上(スズキ浜松AC)とともに、上位レベルでの戦いが予想される。ロンドンでは「世界ジュニアやフィンランド合宿で知り合った海外選手と再会できることが楽しみ」と語り、きたる大舞台での対決に期待を膨らませた。
リレー種目での代表入りを決めた九鬼は、日本選手権で見せた攻めの走りと度胸が高く評価された模様だ。
リレーの出場権が与えられるのは7月2日時点で世界ランク16位以内の国のみのため、確定はまだしていない。しかし日本の4×100mRは出場できる可能性が濃厚。大学2年生にして早くも夢舞台を掴むことになりそうだ。
高野進日本陸連理事・強化委員長が「(ロンドン五輪は)学生陣の代表入りが目立ち、若いチームという印象」とコメントした通り、今回、8人もの現役大学生が代表入りを果たした。(リレー種目を除く)
日本の頂点に上り詰めたディーンを筆頭に、学生たちの底知れないパワーが日本陸上界を先導していくに違いない。
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早稲田大学競走部公式サイト
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