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井戸浩貴選手プロフィール
商学部2年
兵庫・龍野高校出身
自己記録 5000m:14分00秒55
10000m:28分58秒83
ハーフマラソン:62分33秒
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――現在のコンディションは(取材を行ったのは12月24日)
まだ疲労をためながら、調子は上げてはいないんですけど。集中練習の感じからは、良いんじゃないかなという感じがしています。
――集中練習の出来はいかがでしたか
僕は2週目からの参加になったのですが、十分自信をもって走れるくらいにはできたんじゃないかなと思います。
――何か課題を持って臨まれましたか そうですね、ただついていくだけじゃないというのを今年はずっと目標にしていて、やっぱり少しひっぱってもらって頼ってしまった部分はあるのですが、一部自分でも前に出てながら練習できたので、少しは改善できたかなと思います。
――2週目からの参加になったというのは
全日本が終わった後から腰を痛めて動けなくなってしまって。たいしたことはなかったのですぐに治ったのですが、その分集中練習の1週目は別メニューでやって、2週目から合流したかたちです。上尾に参加しなかったのもその影響です。
――エントリーされているメンバーは怪我などはなく終えられましたか
そうですね、怪我はなく…追い込むので、多少脚に違和感があったりとかは当然あるのですが、それはこれから調整していくところです。
――全日本では6区3位と好走されましたが、ご自身の評価は
そうですね、あの区間は区間賞が取れなくはない区間だったので…とびぬけた選手もいませんでしたし、自分の力であればもしかしたら区間賞が取れたかもしれなかったので、区間3位は良かったと言えば良かったのですが、満足ではないですね。
――チームとしては7位ということでしたが、その後のチームの様子は
反省すべきところは反省しなくてはならないんですが、本来みんなが力を出し切れれば走れたはずなので、めちゃくちゃ沈んだとかはなくて。反省しながらも、今度はちゃんと自分だちの力を出し切ろうという雰囲気ですね。
――箱根について。前回8区9位でしたが、今年は走りたい区間などありますか?
今年は、ずっと言っている1区を走りたいなと思っています。
――1区ではどのような走りがしたいですか
毎回先頭と1分半から2分くらいあけられてしまって、それを引きずって優勝から遠ざかっているところもありますので…たしかに1区は強い選手が集まるんですが、最低でも1分以内で、あわよくばちゃんと最後まで先頭につくということが自分にできればなと思っています。
――チームの目標は優勝だと思いますが、そのためのプランなどはありますか
先頭を走りたいところなんですけれど、やっぱり駒沢さんとか青学さんとかも強いので。早稲田はキャプテンの修平(山本・スポ4)さんが山で走るとご自身も言っていることですし、僕らも信頼していますので、最低限、山で追いつけるように…1分2分までの差で5区に渡せるようにしたいですね。そこで往路優勝ができれば、復路もそのままの流れでいけるんじゃないかなと思います。往路でトップをとるために、4区まで先頭とどのくらいの差で行けるかが重要だと思っています。
――1区はかなり重要になってきますね
そうですね、1区で2分あいてしまうとかなり厳しくなってしまいますし、1分以内なら希望も見えてきますし。そのために自分がちゃんと役割を持って参加できればなと思っています。
――良い流れをつくる自信もありますか
自信は…ないですよね。周りはみんな格上で、その中で自分がどれだけできるかを試すレースになるので。自信はないんですが、ただ、出来るんじゃないかという期待はあります。
――集団でスタートしていきますが、そのあたりは得意ですか
そうですね、トラックだと縦長になってしまって苦手なんですけれど、駅伝だと広い道で2、3列にまとまっているので、その中で自分で位置を見つけて走るというのは得意です。そのあたりは自信があります。
――調整期間に入って、いまのチームの雰囲気は
集中練習をちゃんとやらなければという緊張感が少し解けて、安心しているところはあるのですが、集中練習が終わったということは同時に箱根駅伝が近づいているということなので。集中練習への緊張感から、箱根駅伝への緊張感に移り変わっているというところですね。
――4年生との最後の箱根ということで思い入れはありますか
今年はとくにお世話になって、一緒に過ごす時間も多かったので…田口(大貴・スポ4)さんは1年間チームをまとめて支えてきている姿を見ましたし、修平さんはキャプテンとして実力でありキャプテンとしての言葉でありひっぱってきてくれましたので、最後に笑顔で送り出したい思いはありますね。
――渡辺監督も今年限りとなりますが
僕はこの2年間だけなんですが、それでもお世話になったので…胴上げして、きれいに引退していただければなと思います。
――最後に箱根への意気込みをお願いします
渡辺監督がずっと言われていることで、優勝するためには個人がどれだけ区間3位以内に収まれるかということがありますので、自分がその仕事を果たして、チームの優勝に貢献したいと思います。
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