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三浦雅裕選手プロフィール
  スポーツ科学部3年
兵庫・西脇工業高校出身
 自己記録 5000m:14分07秒63
       10000m:29分42秒50
ハーフマラソン:62分52秒

――この1年はどのようなテーマで取り組んできましたか?
まずトラックで流れをつかんで5000m13分台、10000m28分台を出してそこで経験を積んで、出雲駅伝からメンバーに選ばれて、という目標で取り組んできたんですけど、やっぱり何かうまくいかずに前半でつまずいてしまった部分があって、そこから立て直すのに時間がかかってしまいました。

――つまずいたというのは
3月に立川ハーフマラソンがあったんですけど、意外と自分が思っていたより走れて。そこで自信もついてさあこれからっていうときに、怪我ではないんですけど慢心というかそこで満足してしまい何も考えずに勢いだけでトラックシーズンに入ってしまって。自分が何をしたら良いのかもわからずに、という状態がずっと続いていて、トラックシーズンが終わるくらいから徐々に気づき始めて。その気づくまでの期間が長くて流れを掴めなかったというのはあります。

――考えながら取り組むことが大切
やっぱり自分の考えがあって、こういうプランでこういう試合に出てっていうものがないと安定した結果は出ないと思うんですよね。勢いだけだったら何回かの試合で一発当たるとかそういうのはあると思うんですけど。高田(康暉・スポ3)とか柳(利幸・教3)とかトラックシーズンである程度結果を残した選手をよく見たり話したりする中で自分の考えがないと走れないというのは痛感しました。

――前回の箱根では6区で区間2位と好走しました。下りの適性というのはご自身で感じていますか?
僕自身走り方がストライド走法でバネを使って走るという走り方なので、下りで傾斜があると前に進むというのもありますし自分は下りに向いていると思います。

――下りに対して何か特別な練習はしているのですか?
何回か試走にいくだけで特に下り専用の練習とかいうのはないです。

――6区を走る上でのポイントは
僕自身思っているのは下り自体は誰でも下れると思っていて。前半の5qでいかに余力を残しつつ入って後半のラスト3qでいかに粘れるか、ペースを上げられるかというのが6区の課題だと僕は感じています。下り自体は特に意識することもないと思います。

――前回大会では惜しくも区間賞を逃しました
ラスト3qくらいまではほぼタイム変わらずにいってたんですよね。でも結局ゴールしたら30秒くらい差が開いていて。そこでラストの走力とかフォーム改善を直に感じて今年1年は基本的な走力や、フォームを崩さないための筋力トレーニング、動き作りなどに取り組んできました。

――前回大会の結果はご自身の想定内でしたか?
区間3位以内というのは自分の中ではあって、あわよくば区間賞という狙いだったので区間2位というのは悔しい一面もありました。結果的には良かったっていう面の方が大きいですけど、今回は区間賞を狙います。

――――目標タイムは
58分フラットから20秒の間では走りたいと思います。

 

(TEXT=関谷公子、PHOTO=福島瑠都)

 


 
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