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中村信一郎選手プロフィール
  スポーツ科学部3年
香川・高松工芸高校出身
 自己記録 5000m:14分06秒08
       10000m:28分56秒00
ハーフマラソン:62分30秒

――現在のコンディションは(取材を行ったのは12月24日)
まだ少し疲労が残っているかなという感じなのですが、あと1週間で調整すれば上がってくるかなという感じです。今も疲労がたまっている中でそこそこ走れているので、疲労が抜ければもっと走れるだろうという手ごたえはあります。

――集中練習の出来はいかがでしたか
大きな怪我なく、量もつめましたしポイント練習もパーフェクトにできて、内容自体も去年より考えながらできて走れたりとか余裕を持ってできたので、出来はよかったかなと思います。

――上尾のあとはラスト3、4kmというところを課題にあげていましたが
そうですね、練習量を監督やコーチと相談してほかの人より増やしたり、普段のジョグも多くしたりということをしていたので、スタミナ面では心配はないです。もともと短い距離をやっていたのでスピードも心配はないので、良いんじゃないかなと。

――全日本では不本意な走りになってしまいましたが、その後なにか練習で意識したことはありますか
全日本の前はすこし満足しちゃっていた部分があった気がして。この2か月間はきちんと陸上と向き合えて、練習からもう闘争心むき出しというか、今まで以上に練習に手ごたえはつかめています。箱根できちんと結果を出せてはじめて、全日本のあとの練習がよかったと言えると思うので、きちんと本番に合わせていきたいと思います。

――部員日記には「今年は誰よりも練習してきた」とありましたが、かなり自信をもって臨めそうですか
そうですね。本当にここ2年間は怪我なくずっと練習してきて、距離も踏めているので、練習量は負けていないと思います。

――箱根直前で、チームの状態は
全日本前に10000mで記録が出たことで、チーム全体が浮いているところがありました。けれど全日本7位という厳しい現実を見せられて、もう一度やり直して、ひとりひとりが責任感をもって練習ひとつひとつ取り組めていると思います。今は仲の良いチームでもあり、その中でやることはやってきたので、あとは本番に向けてそれぞれがピークを合わせていければ強いチームだと感じます。

――前回は10区でしたが、今年は走りたい区間などはありますか
今年は集中練習を消化しているうちに1区に行きたいという気持ちが出てきました。走りながらそれを醸し出してきたつもりなんですが(笑)それを監督、コーチがどう感じとってくれているかはわかりませんが。もちろんどの区間でも対応できる練習はしてきたつもりです。

――早稲田は1区が課題となっているところもありますが
そうですね、早稲田は1区が鬼門ということで…まだ何区を走るかはわからないんですが、1区から良い流れで乗れば優勝争いに加わることができると思いますし、みんなともそう話しています。それだけ1区が大事ということもわかっているので、もし1区を走るなら流れを作りたいですし、何区を走るにしてもこの強気な姿勢というのは持って走りたいです。

――最後に箱根への意気込みをお願いします
修平さんを中心に1年間優勝を目指してやってきたチームですし、渡辺さんが退任されるということでなんとしても結果が欲しい試合ですので、何がなんでもという気持ちでがむしゃらに走りたいと思います。

 

(TEXT、PHOTO=福島瑠都)

 


 
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