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佐藤淳選手プロフィール
  スポーツ科学部3年
愛知・明和高校出身
 自己記録 5000m:14分16秒38
       10000m:29分20秒04
ハーフマラソン:62分49秒

――現在のコンディションはいかがですか(取材を行ったのは12月23日)
最近すごく調子も上がってきて、あとはうまくピークを合わせるだけという感じですね。

――集中練習はいかがでしたか
3年生になって初めて最初から全部やって、最初のほうはきつかったんですけど徐々にうまく対応できるようになって、比較的に全体を通してしっかりと自分の中ではメニューを消化できたので、いい練習ができたと思います。

――今のチームの雰囲気は全日本が終わってからまた一段と総合練習に向かって勝とうという雰囲気になっているので、今は本当に非常に良い雰囲気でできていると思います。

――ご自身の一番の武器はずばり
後半にねばれるところ、ですかね。

――前回の箱根駅伝は10区当日エントリー変更でしたが、今年走りたい区間はありますか
山とかも準備してますし、あとは8区とか10区とかも準備しとけと言われてるので。でも走りたいというか、任された区間はしっかりと勝負したいですね。

――そのなかで特に自分が希望する区間はありますか
そうですね、全日本でアンカーで負けちゃったので、もう一回アンカー走りたいなっていうのは実際ありますね。でも、山も注目されるので。

――アンカーとなるとプレッシャーもより大きいと思いますが、ご自身の精神面はどうですか
3年生になってから本当に精神的に大分強くなれたので。あと、去年も大手町でアンカーの選手を待ってるとすごい声援で、都内のほうにいくにつれて歓声も大きくなってくると聞くし、たぶんアンカーが一番歓声が多いなかで走れると思うんで、そういうところは魅力的ですね。

――今シーズンを振り返って一番成長したと感じる点はありますか
タイム的にはベストは僕一個も出してないんですけど、練習とかでがんがん自分から前で引っ張れるようになったり、出雲、全日本と走って、結果は納得いくような結果じゃなかったんですけど、そこで負けちゃったりああいう経験ができて、集中練習でもう一回しっかり気持ちを切り替えてやらなきゃと思えたんで、そこはよかったかなと思います。

――二つの駅伝を走れたことは自信につながった
自信、というよりも二つの駅伝を走って、自分が主力級になって箱根でも走らなきゃだめだなっていう自覚が生まれましたね。

――部員日記に「現状維持バイアスを壊すため必死に集中練習に取り組んでいる」とありましたが、その後ご自身の現状維持バイアスは
そうですね、あれは「殻を破る」みたいな感じなんですけど、集中練習がきついなかでも自分なりにうまい具合に走れたと思うので、集中練習を通してさらに自分のなかでなんか変わったな、という実感はありますね。

――どのあたりが特に変わったなと感じますか
走りの面もそうですし、きついなかやって精神的にタフになったかなと思いますね。

――最後に箱根への意気込みをお願いします
任された区間でしっかりと区間賞を取れるくらいの走りをして、総合優勝に貢献できるように頑張りたいです。

 

 

 

(TEXT=遠藤優奈、PHOTO=松嶌萌)

 


 
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