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2014/1/14[ラグビー蹴球部]

大学選手権決勝試合後記者会見レポート

※このインタビューは試合終了時に行われたものです。


 

後藤禎和監督

―試合を振り返って
まずは一年間ありがとうございました。結果は非常に残念な結果になったんですけど、この試合に臨む前からあるいは帝京大学と対戦する時にはいつでもやはり失点を20点前後に抑えなければ、ロースコアの接戦に持ちこまなければ勝てないとイメージして臨んだのですが、結果としてやはりこれだけの40点以上の点数を取られてしまっては、勝てるはずもないということだと思います。特に時間帯としては後半の最初の20分間、そこをもう一度集中し直して、しのぎきって、ラストの20分にもつれこませて、最後の20分で走り勝って勝利を取ろうというイメージで後半臨んだのですが、そこでの集中力が帝京大学の方が上回ったと、試合の流れから言えばそうだと思います。具体的なプレーで言えばやはりブレイクダウンで、これも想定されたのですが、想像以上にプレッシャーを受けてターンオーバー、あるいはミスそこにつけこまれて失点を重ねてしまったという事だと思います。こういった課題をまた真摯に受け止めて明日からまたこの課題の克服に取り組んでいかないとこの差は埋まらないのかなと感じています。


―スクラムの印象は
前半の前半のところでですね、プレッシャーを受けてるというわけではないんですが、ボールのコントロール、後ろのコントロールのところで乱れてしまったりとかいう部分が少しもったいなかったなっていうのはあったんですけれども、やはり数が少なかったというのはありますし、結果論ですけどもっともっと組みたかったなっていうのはありますね。


―点差が競っている段階からもう少し早く、アグレッシブにボールを動かすプレーを選択していればという思いはありますか
ただ前半に関しては自陣に閉じ込められる時間帯が続いて、これも攻撃に転じる起点となるプレーがあったはずなんですけどそれがスクラムでのボールコントロールミスであったと思うんですが、結果的に自陣に閉じ込められてディフェンスのシーンが圧倒的に長かったので、まあちょっと致し方ないのかなと。マイボールのスクラムをもう少しきっちりコントロール出来てればそういうシーンも増えたと思います。


―前半からキックが多くボールを継続出来ていなかったように見えましたが
私の目からみてそれほどキックが多かったっていう印象はなくて。通常我々が思っているプラン通りのオプション選択だったと思います。むしろトータルのバランスとして圧倒的にディフェンスが長くて我々の攻撃する回数というか、そういうチャンスが少なかった中で蹴ったシーンが多かったのでそういう印象を与えてしまっているだけだと思います。

 

 


 

垣永 真之介主将(スポ4)

―今日の試合を振り返って
前半良い形で乗り切ったところでやっぱり後半最初の帝京大学さんの素晴らしい集中力、チャンスをものにされた結果がこうなったと思います。最後素晴らしいラグビーが出来ましたが、やはり後半の最初そういう厳しさが失われたことが原因だと思います。


―トライの後の円陣でいつのより激しいアクションで声を掛けているように見えましたが
試合中僕個人としてはあんなに取られても全く負ける気がしなかったっていうのが本音で。全くまだまだ全然行ける、余裕だと心の中でそう思ってましたんで、その気持ちを皆に共有してっていう形で。でもあと一歩及ばずでしたけれども、あそこまで取られて戦意喪失するのではなく、僕らのラグビーつらぬけたっていう事に関しては評価に値すると思います。


―スクラムの印象は
スクラムに関しましては僕的には優勢に組めてたと思います。まっすぐ僕ららしいスクラム組めてましたしそれに関してサイドステップを回せるような形で優勢に持ちこめたって僕は思います。


―前半トライを取られた後、センターでペナルティをもらってゴールを選択しましたがそれはどんな意図が
まずドロップアウトになっても入ってもどっちでも蹴りだしてラインアウトにしてもどっちでも同じっていう判断で、敵陣にいれることは間違いないですし、ペナルティを蹴ったとしてもまたマイボールでまたリスタート出来るっていう、そういう考えがあったので。その考えは皆で共有出来たと思うんですけど、結果としては取られてしまったんですけど、そういう考えで選びました。


―点差が競っている段階からもう少し早く、アグレッシブにボールを動かすプレーを選択していればという思いはありますか
今の実力で最高の形だったと思います。

(TEXT=磯綾乃、PHOTO=猪野史夏、鈴木崇広)

 


関連URL
早稲田大学ラグビー蹴球部公式サイト
エンジニアンズ(早稲田ラグビー応援集団)


 


 
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