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早慶バスケットボール定期戦 大会展望(男子・女子)
   TEXT=鋤柄典子(バスケットボール部女子主務・人間科学部4年)

はじめに

早慶対抗バスケットボール戦は、今大会で59回を数えるバスケットボール界の伝統の一戦だ。バスケットボールは今年から国際ルールが変わり、日本でもクォーター制・24秒ルールにより試合が行われることになった。厳密には細かくルールに違いがあるものの、NBAと同じルールといえば想像がつくだろう。

大会展望・女子

最初に女子部についてだが、昨年は関東学生選手権大会優勝、関東学生1部リーグ3位という実績を持つチームである。今年の関東学生選手権大会は残念なことに日本体育大学に負け、ベスト16という成績で悔し涙を飲んだ。

そんなチームなだけに、部員は”バスケ馬鹿”ばかりである。バスケットボール以外に他にすることがないのかと思うぐらいに練習と自主練に励んでいる。しかしながら、彼女達の魅力は、バスケだけに終わらない所にもある。学生としても彼女達は優秀だ。ほぼ毎年すべての単位を獲得、4年生などは授業がゼミと必修だけという具合だ。

女子戦は、現在3部リーグに位置している慶応相手に、ここ数年は圧勝している。だが、なにが起こるか分からないのがこの試合。選手達にとって、年に1度の晴れ舞台。実力を出し切るため、みな必死だ。個性豊かな選手達がコートを駆け回るので、楽しんで観戦してほしい。

大会展望・男子

男子部はというと能力の高い個性あふれる選手が揃っている。その力が結集したときの強さはもの凄いものがある。しかし、ここ数年は関東学生2部リーグに甘んじているものの、昨年は関東学生選手権大会でベスト8の成績を残した。男子の1部と2部の実力差が大きいと言われる中での戦績だけに評価は高い。残念なことに、今年はベスト8進出にはならなかったが、大会後、すぐに練習を始めたほどこの伝統の一戦、に掛ける意気込みは並々ならぬものがある。早稲田らしい、オフェンス・ディフェンスともにスピードと力強いプレイで観客を魅了してくれるに違いない。

また、男子は宿敵慶応とは同じ2部リーグで実力が拮抗している。昨年、勝利の女神はワセダに微笑んだが、今年はどうなるのであろうか。勝負の分かれ道は「時の女神のみぞ知る」といったところか。ワセダの勝利を信じて選手を応援してほしい。




 

 
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