早稲田の戦力分析
日時
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相手
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スコア
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9/16
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東京大
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○100-7
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9/30
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青山学院大
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○125-9
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10/14
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帝京大
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○27-16
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10/27
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筑波大
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○62-19
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11/3
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日本体育大
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○85-10
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今期の早稲田は、今期より就任した清宮新監督のフルタイムの指導も甲斐があり、LO左京主将(二文4)のもと、例年にない充実を見せている。昨年は屈辱のノートライでの敗北を味わった帝京大学戦を27‐16で撃破。青山学院大戦ではチーム過去最多得点の125点を奪った。図を見て分かるとおり、これまで戦ってきた相手にはまったくの危なげない完勝劇を繰り広げている。11年ぶりの対抗戦制覇へ確実に左京組は階段を上っている。
メンバー的にも申し分ない。FW陣に目を向けるとPR副将安藤(人4)は抜群の安定感を誇っているし、右PRには一年生ながら伊藤(人1)がレギュラーに定着、LO高森(教3)はニュージーランド留学で急成長した。NO.8には昨年度の江原主将の後釜を佐藤喬輔が務める。そしてFLにはSHからの異色の転向を果たした羽生(理工3)が小さい体ながら献身的なタックルを毎試合披露している。HBはSHには昨年同様田原(人4)が機能、SOには昨年度一年生ながらFBでレギュラーを奪取した大田尾(人2)が本来のポジションに戻り中盤の柱を造る。BKは、昨年度CTB4年生コンビ、高野と艶島がいなくなったものの、ダイナモ山下(人3)が学生屈指の突破力を保持し控える。その他、メンバーは流動的だが加藤(教2)、豊田(法3)、山岡(教2)、仲山(人3)、柳澤(教3)、山田(人2)など誰が出てきても力を発揮できる状態にある。
驚くべきは、現在の成績が、昨年度までのNO.8上村(人3)、FB西辻(教4)という不動の主力抜きに残されていることだ。両者怪我で出遅れており、早慶戦には間に合うのかどうか微妙な状況だ。(西辻はJr,選手権法政大戦(11/11)で復帰したものの再び怪我で退いた。)ただ、この2人が入る隙間がないほど今の早稲田は充実している。
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