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ラグビー全早慶明三大学対抗戦特集
全早稲田大学vs全明治大学 総評
TEXT=長友亮太

 2002年3月31日(日) 14:00キックオフ @秩父宮ラグビー場

 全早慶明戦の最終試合は、因縁の相手・明治との対戦となった。まず全明大が前半4分にFB赤石、12分にSO伊藤(サントリー)で立て続けに2トライを奪い0-12。いきなり劣勢に立たされたワセダであったが、ここから怒濤の反撃を見せる。18分にH12年度シーズンで主将を務めたCTB小森(リコー)が左隅にトライを決めると、前半終了間際のWTB山本(三菱重工相模原)まで計5トライを決め、前半を35-12で全早大優勢のうちに終える。


全早慶明三大学対抗戦
3月31日14:00 秩父宮ラグビー場
全早大
63
35 - 12
36
全明大
28 - 24

 後半も初めの2トライこそ決められたが、あとは全早大のペース。21分に途中出場となったFL岡本のトライを皮切りに、後半では計4トライ。63-36で全明大を振り切り、全早慶明三大学対抗戦優勝を果たした。前節の全慶大戦でも獅子奮迅の活躍を見せた山崎はこの試合ではFBではなくWTBでの途中出場となったが、後半30分に右から左へのオープン攻撃から最後は快足を披露してトライを決めた。トライ後は前の試合と同様、ファンにパフォーマンスを交えてのアピール。最後まで見せるプレーをしてくれた。

 この試合のMan of the Matchを選ぶとすれば、全早大のCTB武川正敏選手(4月にリコーに入社)を挙げたい。昨年の早明戦でインジュアリータイムの大逆転を演出したペナルティーキックしかり、今季のプレースキッカー武川は常に安定していた。学生最後の試合となったこの全明大戦でも、前後半合わせて9本あったゴールキックをすべて決め、最後の最後まで存在感を見せつけてくれた。4月からはワセダの選手が多く所属するリコーに進む。持ち前のキックの良さをアピールし、社会人でもレギュラー取りを果たしてほしいものである。 

 この試合、日本ラグビー界のスターが一人フィールドを去った。それは全明大SH永友洋司選手(サントリー)である。今季、社会人大会・日本選手権でともに優勝、完全制覇を成し遂げたサントリーにおいて、常にチームの精神的柱として活躍した永友選手。試合ではこれで引退とは思えない動きを見せ、秩父宮に詰めかけた多くのラグビーファンを魅了していた。試合後には両チームの選手が揃って引退セレモニーが行われた。花束を受け取り係員にマイクを渡された永友選手は「本日はお忙しい中お集まりいただき本当にありがとうございました」とスピーチ。永友選手らしいコメントに会場からはヨウジコールが沸き起こった。引退後はヘッドコーチとして引き続きサントリーに残る。

 



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