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ラグビー早大×青山学院大戦レポート
見ていて気持ちのいい勝利だった

  TEXT=鈴木雄大

 


 


<早大×青山学院大戦を終えて>W 125 - 9 A

早稲田が2戦連続の100点ゲームで連勝を飾った。トライ数は取りも取ったり19T15G。今年の早稲田ラグビーの攻撃力は本物と見ていいだろう(ちなみに、明治-青山学院は57-0)。もちろんミスが無かったわけではないし、雑なプレイも目立ちはした。それが強豪校と当たった時に致命傷になることは確かなのだが、それにしても見ていて気持ちのいい勝利だった。前回不安定だったラインアウトもかなり修正してきていたし、BKではCTB沼田→WTB仲山の連係が機能して、飛ばすパスが面白いように青山学院のディフェンスを切り裂いていった。

 

さて、次戦はいよいよ「前半のヤマ」帝京大学を迎える。帝京は今季、大学随一の組織的ディフェンスを作り上げてきていると言われている。早稲田の攻撃力がこのディフェンスをどこまで破れるのか、また逆に、早稲田のディフェンスの「穴」を攻撃パターンの少なさが危惧される帝京がどこまでこじ開けるのかが注目となる。チームの相性としてはまさにがっぷりよつ。そういう意味では、ハイスコアにもロースコアにもなりうるということだ。

ともかくも、かなり競った試合になることは間違い無い。そうした時に、今日の前半特に多かった自陣での反則は相手に相当なアドバテージを与えることになってしまう。今日の失点9はすなわち前半のPK3本。次戦は自陣での不用意なペナルティの数が勝敗を左右するような、そんな気がする。




 
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