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2002/5/26 [ラグビー蹴球部]

早大、東伏見ラストゲームで大東大を零封!

 
ラインアウトで競り合う両チーム
 
 
早大
56
14-0
0
大東大
42-0
 

2002年春季オープン戦
5月26日(日)早大東伏見グラウンド
得点者(早大)山岡・山田智・内藤慎・阿部ほか


 早大Aチームとしてはこの日が東伏見でのラストゲーム。練習試合とはいえ早稲田はアカクロ、大東大はモスグリーンの正規ユニフォームを身につけ、本番さながらの試合が行われた。

 早稲田は常に相手陣内で試合を運びながらも、決め手を欠き攻めあぐんでいたが、前半15分すぎにWTB山岡(教育3)のトライで均衡が破れる。しかし、その後も攻めるがフィニッシュが決められないという状況が続き、前半を14-0で終える。

 前半終了後、円形になり清宮監督から指示を受け後半に臨んだ早大フィフティーン。その効果があったのか、前半よりも格段に動きがアップする。LO桑江(人科2)は積極的にライン参加し、FL羽生(理工4)はタックルだけではなく、強烈なゲインも見せる。また、内藤兄弟の弟・FB内藤慎(人科2)も最後方から的確な指示を出し、その鋭い出足からトライを決める。CTBで先発出場した安藤栄(人科2)は、BKとしてのパス出しやゲインもさることながら、プレースキッカーとして8本すべてのゴールキックを決めた。その姿は誰よりも光っていた。

 そしてノーサイド。昨年の大学選手権で49-24と接戦を演じた大東大相手に、56-0と見事に完勝した。主将・山下大悟(人科4)、副将・上村(人科4)抜きでの完封劇だけに、今日のゲームの価値は大きい。

 今後早大Aチームは、6/9に対ALL広島戦、6/16には対明大A戦、6/23には同大A戦、そして春の総括として、6/29に王者関東学院大Aと対戦する。オープン戦ではあるが、秋の対抗戦に向けて重要な試合が続く。今季こそ大学日本一へ。早大・山下組の2002年はまだ始まったばかりである。

(TEXT、PHOTO=長友亮太)
 


 
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