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2002/6/2 [野球部]

早慶戦2連勝!有終の美でリーグ優勝に花を添える。

 
 
 
 
 
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東京六大学野球リーグ戦第8週
早大×慶大2回戦
6月2日(日)明治神宮球場

 前日の第1戦で春季リーグ戦優勝を決めた早稲田。野村監督の「早慶戦で勝ち点を取って優勝を決めたい」との言葉通り、見事に早慶戦2連勝で勝ち点を4とし、6季ぶりの優勝に花を添えた。

 早稲田は今年二番手ピッチャーとして成長したルーキー越智大(人1)を早慶戦第2戦でも先発として起用した。しかし、1年生の春に早慶戦の舞台に立つのは荷が重かったのか、プレッシャーからボール球が先行し、四死球やヒットであっさり1点を献上してしまう。2回途中からは清水(人3)に早めにスイッチ。清水は小気味よいピッチングで味方の反撃を待つ。

 そして迎えた4回表。先頭の2番青木(人3)がヒットで出塁。盗塁失敗するも、その直後に3番鳥谷(人3)が、これまで安定した投球を見せていた慶應の先発清見のストレートを見事に捉えてライトスタンドへ今季初のホームランを放ち同点とする。勢いづく早稲田は、なおも2アウト1・2塁から7番由田(一文3)が勝ち越し打。続く島原が、慶應の二番手小林基から2試合連続となる3ランホームランを放ち、この回一挙5点を挙げビッグイニングとした。

 その後は両チームとも攻めあぐみ、スコアボードは0行進。慶應は7回に3安打と早稲田の連携ミスなどで2点を返し反撃ののろしを挙げるが、ここで前日105球の完封劇を見せた和田毅(人4)が登場。今や六大学一の人気者となった和田。和田登板を告げるアナウンスが響きわたると、場内にはこの日一番の大歓声が沸き起こる。和田は見事に後続を断ち、試合はそのまま5-3で終了。自身の通算奪三振を400にまで伸ばし、今シーズンを締めくくった。  

 試合終了後、神宮球場では春季リーグ戦閉会式と表彰などが行われた。17時半からは伝統の優勝記念提灯行列が行われ、約4000人の学生が参加。警察官が警備する中、神宮外苑絵画館前から西早稲田キャンパスまでを約2時間で完歩。ゴールでは缶ビールが9600本振る舞われ、選手が登場しての優勝報告会には約8000人が詰めかけた。文字通り早稲田の街はお祭り騒ぎの一日となった。(提灯行列や優勝報告会の模様は後日掲載する予定です。乞うご期待ください。)

(TEXT、PHOTO=長友亮太)
 
 


 
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