駒沢第一球技場で行なわれた、関東1部リーグ戦Bブロック第2節でラクロス部女子が横浜国大に9-6で勝利した。
会場の駒沢第一球技場は音楽が流れ、華やかな雰囲気。特に今節は集客試合として指定されていたため、両校とも応援席は賑やかであった。早大は応援部もかけつけ、試合開始前から校歌でチームをもりたてていた。
試合の方は前半1分、横浜国大が早くも先制した。早大もすぐに同点にしたが、その後もなかなかリズムに乗れず、試合は横浜国大ペースで進み、一時は2-5と差をつけられた。しかし、アタックの主将岩本(人3)、吉野(教4)を中心に加点してペースを取り戻し、前半は5-5の同点に追いついて折り返した。
後半は開始早々に早大がこの試合初のリードを奪い、流れを掴んだ。その後も浅倉(人2)、小作(商2)などを中心に効果的に速攻を使い、終始ペースを握り続けた。後半最後にはいくつかミスが目立ったものの、結局9-6で勝利をおさめた。緒戦の上智大の勝利に続き、2連勝。チーム目標であるFINAL4進出への可能性が開けてきた。
実はラクロス部女子の去年のリーグ成績は0勝5敗で最下位。入替戦で東海大に勝利し、1部残留は果たしたものの、苦悩の1年であった。しかし、その中でも上級生が中心となり、チーム内の雰囲気作りや新歓活動を地道に行ない、チームをまとめてきた。この試合でも部員一丸となって応援する中、前半、ペースが乗りきれないところで上級生が引っ張り、後半は伸びやかにプレーした下級生が活躍する、という理想的な戦いをした。昨年までの地道な活動で着実に底力を増してきた、ラクロス部女子。今年、そして来年とその飛躍が大いに期待できそうだ。
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