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表彰台の中央で喜ぶ長島和幸選手(中央)。 |
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大阪府堺市で開催された今年の全日本学生レスリング選手権(インカレ)。早稲田大学では、長島和幸選手(人3)が期待通りの活躍でF74kgにおいて見事インカレチャンピオンの称号を手にした。
長島選手にとって最大の山場は6月の全日本選抜で敗れた、拓殖大の高橋龍太選手との準決勝だったのではないだろうか。二度と負けるわけにはいかない、そんな気迫からか終始落ち着いた試合運びで、5-1とリベンジを果たし決勝に駒を進めた。
決勝戦の相手は山梨学院大学の千輪良太選手。前半はタックルやアンクルホールドなどでポイント連取。長島選手優位で試合は進む。しかし序盤で飛ばしすぎたのか相手を疲労させようという作戦か後半開始直後は積極的に攻めるというよりは相手の様子をうかがうような動きが目立ち、タックルを受けた際ついにコーションがついてしまうという場面も見られた。しかし、後半は見事な崩しと高いグラウンド力を発揮し、チャンプの貫禄で10-2での圧勝となった。
昨年に引き続き、二連覇。また双子の兄正彦選手(青山学院大学)もF66kgで優勝しダブルでの喜びとなった。先日のインタビューでの言葉通り表彰台の真ん中に立った長島選手の今後の活躍に注目したい。
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