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着実なプレーでゲームを支えた#5岩崎(人4)
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今節の会場は東洋大の朝霞キャンパス |
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先週末の東洋大戦に2連勝したものの、勝利へのプレッシャーなどから”自分達のバスケ”ができずにいた早大。その悪い流れを断ち切れず、昨日の東農大第1戦は85-92でまさかの敗北を喫した。序盤での連敗は1部復帰には致命的である。期せずして東農大第2戦は極めて大事な一戦になった。
しかし、がけっぷちに立たされたことで早大は蘇った。「今までは絶対勝たなくちゃ、って思いが強くなりすぎて積極的なプレーが消えちゃってて。原点にかえって、とにかくバスケを楽しもう!ってことで切り替えて、この試合に臨みました。」という主将藤野(PG・教4)の言葉の通り、この日の早大は吹っ切れたようにバスケを純粋に楽しんでいた。
コートからもベンチからも終始明るい声が絶えず、いいプレーはみんなで盛り上げ、喜び、自分達の身体でバスケを感じる。第1ピリオドこそ東農大の3Pが決まるなどして接戦であったが、第2ピリオド以降は終始東農大を圧倒。村山(CF・人3)、朝山(F・人3)などをはじめ、全員がアグレッシブなプレーでゲームを支配し、終わってみれば106-68の圧勝であった。
もちろんチームとしての改善点はまだまだあるはずだ。この試合でも楽しむことを優先させたせいか、大味なプレーが目立ったところもあり、接戦が予想される次節以降では1本1本によりこだわったゲーム運びをしていかなければならないだろう。ただ、今日の試合で彼らが「上昇のキッカケ」を掴んだことは間違えない。
勝負の厳しさの中にも”バスケの楽しさ”を魅せてくれる、早大バスケ部の今後の快進撃に期待したい。
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