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2002年東京六大学秋季リーグ第3節
早稲田大×法政大
9月29日(日)明治神宮球場
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今週の相手は、今春唯一、和田から得点(4点)を奪い、早稲田から勝点をあげている法政である。早大・和田(人4)、法大・土居、松坂世代を代表する両エースの先発で試合は始まった。
1回表、土居が三者凡退にきってとれば、和田もその裏、いきなり3者連続三振を奪う最高の立ち上がりをみせる。試合は大方の予想通り投手戦となった。その後も、和田は『奪三振マシン』の異名のとおり快調に三振を奪ってゆく。ようやく試合が動きかけたのは7回表の早稲田の攻撃、先頭打者、5番の伊藤(社4)がセンター前にクリーンヒット。早稲田ベンチはすかさず代走加藤(一文4)を送る。続く6番武内(人1)は送りバント。しかしキャッチャーゴロとなり、セカンドへ送球される。タイミングは完全にフォースアウトであったが送球はそれ、ノーアウト1,2塁。続く由田(一文3)が送りバントを成功させ1アウト2,3塁とチャンスを広げる。しかし島原(人2)はサードゴロ。和田もレフトフライに倒れ、この試合最大のチャンスをものにすることができなかった。
和田も8、9回とツーベースヒットを打たれピンチを迎えるが、冷静な投球をみせ、後続をきってとった。和田は9回を終わって、被安打4、奪った三振は12と完璧な投球。対する土居もランナーをだすものの、最速148キロのストレートと、得意の高速スライダーで連打を許さない。「和田には負けない」といった気持ちが伝わってくる気迫の投球をみせる。両軍、点が入らず0行進のまま延長に突入。延長に入っても和田、土居両投手互いに譲らず、スタンドの誰もが『延長12回0-0引き分け』が頭に浮かんだに違いない11回裏、思わぬ伏兵の一発で試合の決着はついた。1アウトランナー無し、カウント2-3から和田が8番渡辺に投じた137球目はレフトスタンドに吸い込まれるサヨナラホームラン。ここまで14奪三振で0点に抑え、連続無失点記録52回(88年、慶大志村亮)にあと1アウトでタイ、この回を零点に抑えれば新記録となっただけに、悔やまれる一球となった。
春同様、またしても土居に黒星をつけることができなかった早稲田。和田を援護することができなかっただけに明日以降の攻撃面での爆発を期待したい。
関連URL
早大野球部公式サイト
東京六大学野球連盟公式サイト
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